オートウェビナー(自動ウェビナー)とは?ライブとの違い・作り方・見るべき数字

自動ウェビナーとは
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最終更新日:2026年10月20日 | 著者:徳武輝彦(株式会社バレエライフデザイン 代表取締役/UTAGEアワード2回受賞)
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結論:自動ウェビナー(オートウェビナー)は、録画した動画を「決まった日時にだけ」見せて、生放送のように届ける仕組みです。
同じ広告費でも、ライブのセミナーより約2倍の成約が取れる試算があり、毎週の開催からも抜け出せます。

はじめさん

毎週ライブのセミナーをやっているんですが、正直しんどくて……。
録画に変えたいけど、録画だと見てもらえない気がして、なかなか踏み出せないんです。

とくたけ

その気持ち、よく分かります。
でも「見せ方」さえ押さえれば、録画でもちゃんと見てもらえるんですよ。
今日は、私がふだん使っている設定と数字をお見せしますね。

こんにちは。
ワンウェビナーファネル®開発者の徳武輝彦です。

この記事では、自動ウェビナー(オートウェビナー・録画ウェビナー)について、私がいつも受講生さんにお話ししている中身をまとめました。
ライブとの違い、切り替えどき、UTAGEでの作り方、それから見るべき数字まで、順番にお話ししますね。

「良い講座を持っているのに、毎週のセミナーでへとへとになっている」。
そんな方にこそ、ウェビナーの自動化を知ってほしいんです。

この記事の内容(目次)
  1. 自動ウェビナーとは「録画を、決まった日時にだけ見せる仕組み」
  2. 同じ広告費60万円で、自動ウェビナーはライブの約2倍成約した
  3. 日程を消して録画を配ったら、反応がほぼゼロになった
  4. 最後まで見る人が20%でも、ライブに勝つことがある
  5. 「録画っぽさ」は、日時の指定とチャットで消せる
  6. はじめて見るページは「早送りできない」がいい
  7. 動画は1本。撮るのは1日で終わる
  8. UTAGEでは「最初に5つ」決めてから作る
  9. 視聴率のグラフは「最初の3分」と「急に落ちる所」だけ見ればいい
  10. 登録から個別相談の予約まで、平均25時間だった
  11. よくある質問

自動ウェビナーとは「録画を、決まった日時にだけ見せる仕組み」

はじめさん

自動ウェビナーって、YouTubeに録画を置いておくのと何が違うんですか?

録画した動画を、決まった時刻にだけ見られるようにして、生放送のように見せる仕組みです。
見られる時間をしぼるので、視聴率が上がりやすくなります。

いつでも見られる動画って、気軽ですよね。
でもそのぶん、「あとで見よう」と後回しにされやすいんです。
自動ウェビナーは、そこに「日時」と「期限」をつけます。

お客様は、登録するときに「何月何日の何時から」と、見る日時を選びます。
その時間になると見るページが開いて、期限が来ると見られなくなる。
中身は録画でも、お客様から見ると「その日に開かれるセミナー」になるわけです。

私が作ったワンウェビナーファネル®では、この自動ウェビナーを真ん中に置いています。
流れは「広告→シンプルなLP→1本の自動ウェビナー→面談予約→個別相談」です。

ワンウェビナーファネルの全体像。広告からシンプルなLP、1本の自動化ウェビナー、面談予約、個別相談、クロージングへと進む流れ
ワンウェビナーファネル®の全体像

この形では、登録特典もサンクスページも、教育用のステップメールも作りません。
ステップ配信は、ウェビナーを見てもらうためのリマインドだけ。
1本のウェビナーで自分の課題に気づいてもらえれば、特典がなくても予約は入るんです。

作るものが少ないので、見る所も「広告・LP・ウェビナー・成約率」にしぼれます。
どこを直せばいいかが、すぐ分かるのもうれしい所ですよね。
ファネルそのものの考え方は、「ファネルとは?」の記事でくわしくお話ししています。

ここがポイント中身は録画でも、日時と期限をつければ「その日のセミナー」になる

同じ広告費60万円で、自動ウェビナーはライブの約2倍成約した

はじめさん

でも、ライブのほうが熱が伝わって、売れやすいんじゃないですか?

広告費60万円で比べると、ライブは2件、自動ウェビナーは4件の成約です。
入口に来る人数が、まるで違うからです。

とくたけ

たしかに、ライブにはライブならではの熱がありますよね。
なので、この試算では成約率をどちらも同じ50%で計算しています。
そのうえで、どこで差がつくのかを見てみましょう。

試算をお見せします。
同じ60万円の広告費を、ライブのセミナーと自動ウェビナーに使ったときの比べ方です。

広告費60万円の場合ライブセミナー自動ウェビナー
広告のリスト単価約3万円約3,000円
集まる人数20名200名
実際に見る人席に着くのは約半分の10名最後まで見る人30%=60名
次に進む人オファーまで残る6名予約18名
面談に来る人4名9名
成約(成約率50%)2件4件
毎週の開催いるいらない

差がつくのは、いちばん最初のリスト単価です。
ライブは日程が決まっているぶん、人を集めるのにお金がかかるんですよね。
相場は1人3万円ほど。
60万円かけても20名しか集まりません。

しかも、席に着くのは半分ほどです。
ライブは1件の成約に約30万円かかる計算になります。

自動ウェビナーは、日程の縛りがゆるいぶんリスト単価が下がります。
約3,000円なら200名。
途中で離れる人がいても、もとの人数が多いので、最後の成約は約2倍になるんです。

それに、熱のこもったライブも、毎週続けるとなると話は別ですよね。
表のいちばん下のとおり、ライブは毎週の開催がいりますが、自動ウェビナーはいりません。

長い流れを、シンプルLP、1本の自動化ウェビナー、個別相談セッションに置き換えた図。毎週のライブセミナーから解放される
これさえあれば、毎週のライブセミナーから解放される

予約はGoogleカレンダーに自動で入ります。
集客単価を5分の1〜10分の1まで下げられることもあります。
ウェビナーで学んでから来るので、「買いたい」気持ちの高い方で個別相談が埋まっていくんです。

相談に来る方の「質」も見のがせません。
ある片付け講座のクライアントさんは、リアルのセミナーからオートウェビナーに切り替えました。
すると、オートウェビナーから来た方のほうが、高いコースを選んでくれたり、質が良かったりしたんです。

ここがポイント勝ち負けを決めるのは、成約率より「入口のリスト単価」

日程を消して録画を配ったら、反応がほぼゼロになった

はじめさん

じゃあ、ライブを今すぐやめて、録画を配ればいいんですね!

録画を「配る」だけだと、うまくいきにくいです。
開催日を見せる形の自動ウェビナーにして、変える所も1か所にしぼります。

実際にあった話です。
ライブをやめて録画を配るやり方に変えたら、登録がほとんど止まってしまった方がいました。

比べてみると、日程を出していたLPは予約率が高かったのに、日程を消した録画配布は反応がほぼゼロ。
原因として考えられたのは、開催日が見えなくなったことでした。

開催日を決められるタイプの自動ウェビナーなら、お客様には本当に参加しているように感じてもらえます。
ペースは、毎日〜2日に1回ほど。
たまに開かない日がある、くらいがちょうどいいんです。

とくたけ

もうひとつ大事なのが「いつ切り替えるか」です。
いきなり録画から始めるより、うまくいく型が見えてからのほうが安心なんですよ。

切り替えどきは、リアルのセミナーで「どんな人が来て、どう伝えると個別相談が入るか」が分かってからです。
さっきの片付け講座も、リアルで手ごたえをつかんでから切り替えました。
今は、リアルとオートを両方走らせて、どちらが取れるかをたしかめているところです。

切り替えるときは、一度に変えるのは1か所だけにしてください。
うまくいっている広告・オプトインLP・ステップ配信はそのまま。
セミナーの所だけを自動にします。

変える所が多いと、悪くなったわけも、良くなったわけも分からなくなるんですよね。
広告のクリック率は1%あれば良いと言われます。
それを大きく超えているなら、広告やLPは触らないほうがいいです。

ただ、撮る前にたしかめてほしいことがあります。
「セミナーには来てくれるのに、個別相談につながらない」なら、セミナーで話しすぎて、お客様が満足してしまっているのかもしれません。
出だし・なか・セールスの3つに分けて中身を見直してから、撮りに進んでください。

切り替えたあと、いつまで様子を見るかも迷う所ですよね。
ある講座では、無料のライブを約1か月続けて3件成約し、負担が大きいので録画に切り替えました。
そのとき私がお伝えしたのは、「期間ではなく、数字が良くなっているかで決める」ことです。
上がってきているなら、1か月を過ぎても続けて大丈夫です。

ここがポイント録画は「配る」ものじゃなく「開く」もの。変えるのはセミナーの所だけ

最後まで見る人が20%でも、ライブに勝つことがある

はじめさん

自動ウェビナーって、最後まで見てもらえないって聞きます。
どのくらい見てもらえれば合格なんですか?

最後まで見る人が30〜40%なら上出来、25%前後でも十分です。
長さは60〜90分に収めるのが目安です。

自動ウェビナーは、ブラウザを閉じればすぐにやめられます。
だから「最後まで見てもらいにくいのが弱点」と言われがちなんです。

はじめさん

えっ、25%で十分なんですか?
4人に3人は途中でいなくなるってことですよね。
それって、低すぎませんか?

とくたけ

たしかに、数字だけ見るとさみしく感じますよね。
正直に言うと、4人のうち3人は途中で離れます。
でも見てほしいのは割合ではなく、最後に何件成約したかなんです。

前の章の表を思い出してください。
入口に来る人数がライブの20名に対して200名なので、途中で離れる人がいても、面談の数と成約の数は多くなります。
最後まで見る人が20%ほどでも、ライブより売上が出ることがあるんです。

見る数字目安
最初の3分で残っている人50%以上で合格(6割ほど残っていれば安心)
最後まで見た人(完走率)30〜40%は上出来/25%前後で十分/27%前後はとても高い水準
ウェビナーの長さおおよそ60〜90分
見直しを決めていい人数20〜30人分たまってから(7人ほどでは決めない)

長さは、おおよそ60〜90分です。
作るのにかける時間の目安は1か月。
ファネルの中でいちばん時間をかけるのがこのウェビナーで、力はウェビナー1本に集めるのがコツです。

ここがポイント完走率だけで落ちこまない。見るのは最後の成約数

「録画っぽさ」は、日時の指定とチャットで消せる

はじめさん

録画だとバレて、途中で閉じられちゃいませんか?
その場にいるような空気を出すコツが知りたいです。

見る日時を決めて、見のがしたら見られない形にし、チャットで見ている人とやりとりをします。
この2つで臨場感が出ます。

まずは日時の指定です。
「3日間いつでも見られます」にすると、見のがしても大丈夫だと思われて、後回しにされます。
始まる時刻を決めて、見のがしたら見られないようにするほうが、動いてもらえるんです。

開催日は、当日から2日先くらいまでにしぼるのがおすすめです。
リプレイも2日ほどに。
長くすると「いつでも見返せる」と思われて、せっかくの「今見なきゃ」が薄れてしまいます。
時間の枠は、昼と夜(例:19時〜21時)など、いくつか用意しておきます。

次にチャットです。
コメントを仕込んでおき、見ている人が書きこんだ内容もチャット欄に出ると、「いま本当にやっている」と感じてもらえます。
「どこから参加していますか?」と聞いて書いてもらうと、見ている人が入りこんで、自分ごとになるんです。

チャットで臨場感を出す5つのコツ:
1.実際にセミナーを1回開いて、その回をチャットの受け答えごと撮る(いちばんおすすめ)
2.ZoomやStreamYardで、ライブの形のまま録画する
3.「どこから来ましたか?」と聞き、数人だけ拾って「後の方も多いですね」と流す
4.UTAGE側には、撮った中身に合わせたコメントを4〜5人分入れる
5.ゲストとの掛け合いを入れるのも効きます

はじめさん

でも、もし録画だと気づかれたら……。
「だまされた」と思われて、信用をなくしませんか?

とくたけ

たしかに、そこは気になりますよね。
だから私がいちばんおすすめしているのは、実際にセミナーを1回開いて、その回をチャットの受け答えごと撮っておくやり方なんです。
流れるのは、本当に開いたセミナーそのもの。
作りものの場面をこしらえるわけではないんですよ。

3つ目には、ちょっとした落とし穴があります。
全員のコメントを拾った形にすると、自分も書いたのに拾われなかった人が、違和感を持つんですよね。
数人だけ拾って、あとはまとめて受け止めるのが無難です。

ちなみに、UTAGEのチャット機能を「利用しない」設定でも始められます。
いっぽう、今の私は、臨場感を出すためにチャットを使うやり方をおすすめしています。
手間をかけずに始めたいか、臨場感を足したいかで選んでください。

はじめさん

「どこから参加していますか?」って、ライブでもよく聞かれますね。
あれを録画でもやればいいんだ!

とくたけ

そのとおりです。
ライブで当たり前にやっていることを、そのまま録画に持ちこめばいいんですよ。

ここがポイント「いつでも見られる」が、いちばん見てもらえない

はじめて見るページは「早送りできない」がいい

はじめさん

見る人のためには、早送りや倍速ができたほうが親切じゃないですか?

はじめて見るときは、できないようにします。
登録した直後のいちばん熱が高いうちに、最後まで見てもらうためです。
倍速は2回目から使えます。

とくたけ

たしかに、忙しい方には倍速があるとうれしいですよね。
なので、親切さは2回目からのリプレイでしっかり出します。
はじめの1回だけは、熱が冷めないうちに通して見てほしいんです。

見るページには、見てもらうための仕掛けをいくつか入れます。
私が使っている設定を、上から順にまとめるとこうなります。

自動ウェビナーの視聴ページの仕掛け:タイトル、カウントダウン、初回は早送りできない動画、30分後に出る予約ボタン、チャット欄
自動ウェビナーの視聴ページに入れる仕掛け

1つ目は、早送りと倍速を止めることです。
UTAGEの動画の設定で、コントロールバーを隠して、再生の速さを変えられないようにします。
そのかわり、せっかちな方のために30分たったら予約ボタンが出るようにしておきます。

ボタンをあとから出すのには、もうひとつわけがあります。
動画を見ずにボタンだけ押す人を防げるんです。
ちゃんと見た人だけが申しこむので、成約率が上がりやすくなります。
なおUTAGEのLINE型のファネルでは、以前ははじめの設定で50分再生したあとにボタンが出るようになっていました。

2つ目は、はじめて見るページを1回だけにすることです。
初回視聴ページはワンタイムオファー機能で1回だけ出し、2回目からは「リプレイ視聴ページ」に自動で切り替えます。
リプレイページでは、早送りも倍速もチャプターも使えるようにします。

3つ目は、カウントダウンタイマーです。
人は、期限がないとなかなか腰を上げませんよね。
期限が目に見えると「今すぐ見なきゃ」と思ってもらえます。

設定するもの徳武の設定例
初回視聴・リプレイの期限登録から3日後の23時59分まで
見のがした人向け(敗者復活)登録から7日後の23時59分まで
「3日間だけ見られる」の入力基準日時から「2日23時間59分」
タイマーの基準日時「初回アクセス日時(cookieを利用)」や「アクセス元シナリオの配信基準日時」など
期限が来たあと「視聴が終了しました」ページへ移す(リダイレクト)

基準日時を「アクセス元シナリオの配信基準日時」にすると、登録した人ごとに締め切りが自動で決まります。
タイマーは、動画の上など目立つ所に置きましょう。
「視聴が終了しました」ページは一度作っておけば、ほかのウェビナーでも使い回せますよ。

動画をすぐ見てもらいたいなら、動画より上にはタイトルだけを残します。
UTAGEの視聴ページのテンプレートには、動画の上にもいくつか要素が入っているんです。
ページを開いた方は動画を見に来ているので、タイトルの下にタイマーを置くくらいにとどめます。

ここがポイントはじめの1回は「1回だけ・早送りなし・期限つき」。親切さはリプレイで出す

動画は1本。撮るのは1日で終わる

はじめさん

動画を3本に分けて、少しずつ見せたほうがいいのかなと思っていました。

動画は1本にまとめます。
3日に分けて流したテストでは、3本目までに約92%がいなくなりました。
撮るのは1日で終わります。

3日に分けて配信した動画の視聴数。1本目は93視聴、3本目は23視聴で、約92%が離脱した
3日に分けた動画は、3本目までに約92%が離脱

このテストは、登録単価3,500円をかけて集めたリストでした。
それでも9割が途中でいなくなったんです。

おもしろいのは、3本目の視聴率そのものは、むしろ上がっていたことです。
動画の中身が悪かったわけではないんですよね。
日をまたいで「じらす」やり方が、今の人に合わなくなったのだと思います。

では、1本の動画をどう作るか。
受講生さんにお伝えしている進め方はこうです。

  1. ストーリーライン(1週間〜10日)
    ゴールと、見こみ客がうまくいかない原因を、ひとことで言えるようにします。
  2. スライド作り(約2週間)
    180ページ前後が目安です。
  3. 撮影(1日)
    10分ほどずつ区切って、60分前後を6回ほどに分けて撮ります。
  4. 編集(数日)
    無音のカットと、1.1〜1.2倍の早回しだけ。
    テロップはなくて大丈夫です。
  5. 今あるリストに流してから広告へ
    編集のあいだに、LPなどの設定を進めます。

撮るときは、完璧をめざさなくて大丈夫です。
個別相談のときのような明るい声で話して、間違えたら「もう一度ここから読みます」と言って読み直します。
そう言っておけば、編集する人にも分かりやすいんです。

声が暗いと、「この先生は暗いのかな」と思われてしまいます。
元気で明るい、ふだんの自分で話すのがいちばんです。
話す速さも無理に上げず、編集で少しだけ速くします(1.12倍ほど)。

Zoomでスライドを撮るときのコツ:
・左半分にCanvaやGoogleスライドの発表者モード(セリフが見える)、右半分にスライドだけの画面を置く
・Zoomの共有で「画面の一部分」を選び、緑の枠を右側のスライドにぴったり合わせる
・スライドは矢印キーで進め、話しているあいだはマウスに触らない
・顔は画面の半分より上に
・ライトで明るくし、カメラのくもりは綿棒などでふく
・60〜70分撮るなら、パソコンの空き容量を見ておく(クラウドに録画してもOK)

ここがポイントきれいに撮るより、明るく撮って、数字で直す

UTAGEでは「最初に5つ」決めてから作る

はじめさん

UTAGEで自動ウェビナーを作るとき、どこから手をつければいいですか?

開催周期・動画の長さ・日程選択形式・開催日・リプレイ配信日数の5つを先に決めます。
そのあとでテンプレートを選びます。

UTAGEの自動ウェビナーの設定で、最初に決めるのはこの5つです。
登録ページや視聴ページ、リマインドの中身にもかかわるので、5つを先に決めてしまうのがおすすめです。

次に、ファネルの種類を選びます。
選び方は「どう開きたいか」で決まります。

開き方選ぶ種類日程の見せ方
決まった時刻に開く日毎開催開催日を「翌日から2日間」などで決め、1日2回までの時刻を設定
1時間ごとに開く毎時開催登録ページに「あと◯分で開催」と自動で出る
曜日と時間を決める指定曜日・時刻開催日程の選択肢を見せる(何日後から何日間か等を選べる)
LINE登録から案内するLINE自動ウェビナーファネル毎日同じ時刻に開催

毎時開催は「あと◯分で開催」と出るので、急いで登録してもらいやすくなります。
LINE中心の流れなら、LINE自動ウェビナーファネルで開く時刻を1つに決めておくと、案内の文も迷わずにすみそうです。

ここで気をつけてほしいことが1つあります。
外のLPからメール登録した人には、UTAGEの自動ウェビナー機能は動きません。
UTAGEを通らないからです。
使うときは、登録ページからUTAGEのファネルで作ってください。

サンクスページでは、「開催日時」の要素を消さないようにします。
お客様が選んだ日時が、自動で出る所です。
テンプレートを片づけていると、ついここまで消してしまう方がいるので、気をつけてくださいね。

はじめさん

動画は1本しかないので、全部のページに同じ動画を入れればいいですよね?

とくたけ

そこは分けてください。
中身が同じでも、はじめて見る人用の動画は別に登録するんです。
ここを1つにすると、数字がおかしくなります。

自動ウェビナーの視聴ページは3つ、動画は初回用と共通の2種類
自動ウェビナーの視聴ページと動画の分け方

視聴ページは「初回」「リプレイ」「見のがした人向け」の3つです。
そのうち、初回用の動画だけは別に用意します。
リプレイと見のがした人向けは、数字をほとんど見ないので同じ動画でかまいません。

初回用とリプレイ用を1つの動画ですませると、視聴率のグラフに数字が混ざって、途中で跳ねるようなおかしな動きになります。
はじめて見た人の数字を正しくつかむために、ページは3つ、動画は2種類と覚えておいてください。

LINEのリマインドは、「予約ボタンを押したかどうか」で分けます。
見た時間を一人ずつ追うのは大変なので、終わりのほうで出す予約ボタンのクリックを「見終わった合図」にするんです。
押していない人にはリプレイページを送って3日間リマインドし、3日目は期限が近いことを伝えるために1日3回送ります。

なお、UTAGEの画面の名前やはじめの設定は、アップデートで変わることがあります。

ここがポイントページは3つ、動画は2種類。初回用はかならず分ける

視聴率のグラフは「最初の3分」と「急に落ちる所」だけ見ればいい

はじめさん

公開したあと、グラフを見ても何を直せばいいのか分からなさそうで……。

最初の3分で6割ほど残っているかを見ます。
急に落ちる所があれば、そこのセリフとスライドだけを直します。

個別相談の案内は、ウェビナーのいちばん最後です。
だから出だしで人が減ると、広告で集めても予約までたどり着く人が少なくなるんです。
まず見るのは、最初の3分です。

ある動画では、1分7秒あたりまで急に落ちて、そのあとはなだらかでした。
そこで「0秒から1分7秒まで」のセリフとスライドだけを作り直すことにしました。
全部を撮り直さなくていいんですよね。

この動画は、最初の3分で56%残っていたので合格ラインでした。
途中でガクンと落ちる所もなく、なだらかに下がっています。
こういうときはすぐに直さず、数字を書きとめて2週間ほどあとにもう一度見るのがおすすめです。
そこで23%より下がっていたら、終わりのほうのCTA(行動をうながす所)の魅力を上げます。

決めるのは、20〜30人分の数字がたまってからです。
7人ほどでは、傾向は出ません。
15人ほどでも、まだ正しい数字とは言えないんです。

数字そのものがおかしいときもあります。
リンクを40人がクリックしたのに見た数が数人しかない、グラフが上がったり下がったりする。
そんなときは、初回視聴ページに初回用の動画が正しく入っているかをたしかめてください。
途中で視聴ページの設定を変えたときは、動画をアップロードし直して差し替えると、新しいデータだけで見られます。

少ない手間でA/Bテストするには:
真ん中の中身は共通のまま、オープニングとCTAだけを差し替えます。
オープニングは、タイトル・ターゲット・訴求・切り口などを変えて、いくつか作ります。
CTAは、短い版・長い版・オファーを見せる版を用意して、個別相談へ進む割合がいちばん高いものを選びます。
とくに「最初の7分」を直すと、最後まで見てもらいやすくなります。

全部を作り直すより、前とうしろだけ差し替えるほうが、直す手間がずっと少なくてすみます。
見るべき数字の全体は、ウェビナーファネルの作り方【全手順】の「5つの数字」でまとめています。

ここがポイント全部は直さない。落ちている数十秒と、前とうしろだけを直す

登録から個別相談の予約まで、平均25時間だった

はじめさん

自動ウェビナーを見た人って、どのくらいで予約してくれるものなんですか?

私の運用データでは平均約25時間です。
79.3%が登録した当日に、62%は登録から2時間以内に予約しています。

ワンウェビナーファネルの検証データ。62%の個別相談がオプトイン後2時間以内、79.3%がオプトイン当日に予約、個別相談化の平均リードタイムは25時間
ワンウェビナーファネル®の検証データ

ある日には、夜21時47分に登録した方が、たった61分後の22時48分に個別相談を予約しました。
別の例でも、テスト配信の段階で約60分後に予約が入り、その19時間後に成約しています。

今のお客様は、知ってから買うまでがとても短いんですよね。
長いステップメールで何日もかけて教えるより、1本のウェビナーで一気に伝えるほうが、取りこぼしが少なくなります。

はじめさん

私が寝ているあいだにも、ウェビナーが説明してくれて、予約まで入るんですね……。

とくたけ

そうなんです。
予約はGoogleカレンダーに自動で入るので、毎週のライブセミナーから抜け出せますよ。

考え方が変わると、動き方が変わって、結果も変わります。
私自身、かつてはSEOコンサルとして、年間500万円ほどしか稼げなかったところから、年間1億円を売り上げられるようになりました。
変わったのは、「ファネル」という考え方が身についたことなんです。

ここがポイント1本の自動ウェビナーが、寝ているあいだも価値を伝えてくれる

よくある質問

Q. 自動ウェビナーとライブのセミナーは、どちらが成約を取れますか?

A. 徳武の試算では、広告費60万円でライブは2件、自動ウェビナーは4件の成約になり、自動ウェビナーのほうが約2倍取れます。
日程の縛りがゆるいぶん広告のリスト単価が下がり(約3万円→約3,000円)、入口に来る人数がぐっと増えるからです。
毎週セミナーを開く手間もかかりません。

Q. 自動ウェビナーは何分くらいがいいですか?

A. おおよそ60〜90分に収めます。
作る期間の目安は1か月です。
撮ったものが長くなったときは、1.1倍ほどの速さにして60分前後に収めるやり方もあります。

Q. 録画だと分かると、途中で閉じられませんか?

A. 見る日時を決めて、見のがしたら見られない形にし、チャットで見ている人とやりとりをすると臨場感が出ます。
実際にセミナーを1回開いて、その回をチャットの受け答えごと撮るのがいちばんおすすめです。
日程を消して録画を配るだけにしたら、反応がほぼゼロになった例もあります。

Q. 完走率はどのくらいあれば合格ですか?

A. 最後まで見る人が30〜40%なら上出来で、25%前後でも十分です。
入口に来る人数が多いので、20%ほどでもライブのセミナーより売上が出ることがあります。
あわせて、最初の3分で50%以上残っているかも見ておきます。

Q. 外のLPから登録した人にも、UTAGEの自動ウェビナーは使えますか?

A. 使えません。
外のLPからメール登録したときはUTAGEを通らないので、自動ウェビナー機能は動きません。
登録ページからUTAGEのファネルで作ってください。

まとめ

  1. 自動ウェビナーは、録画を「決まった日時にだけ」見せる仕組み
  2. 同じ広告費なら、入口の人数が多い自動ウェビナーが約2倍成約する
  3. 切り替えは「型が見えてから」「セミナーの所だけ」
  4. はじめの1回は、1回だけ・早送りなし・期限つき。ページは3つ、動画は2種類
  5. 視聴率は20〜30人分たまってから、最初の3分と急に落ちる所だけ直す
はじめさん

録画でも「開催」できるんだって分かって、すごく勉強になりました!
次は何を読めばいいですか?

とくたけ

自動ウェビナーの前とうしろ、つまりLPや個別相談までの流れを、全体の地図で見ておくのがおすすめです。
「そもそもファネルって何?」という方は、2つ目の記事からどうぞ。

無料で視聴できます

1本の自動ウェビナーで個別相談が入る仕組みを、ウェビナーで見る

この記事でお話しした「1本のウェビナーから個別相談につなぐ流れ」を、実際のウェビナーの形で見ていただけます。
お客様の目線で、どこで心が動くかをたしかめてみてください。

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徳武輝彦

徳武輝彦

株式会社バレエライフデザイン 代表取締役/One Webinar Funnel® 開発者
UTAGEアワード2回受賞/著書『UTAGE実践マニュアル ファネル編』

通販業界15年以上でLP・メルマガを制作。
累計150社以上のマーケティングの仕組み化を支援しています。

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※会話に登場する「はじめさん」は、説明のための架空の人物です。

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