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AIでステップメールを書く手順|予約につながる構成を崩さない頼み方

AIでステップメール 頼み方の順番 いきなり書かせない
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最終更新:2026年10月20日 | 著者:徳武輝彦(株式会社バレエライフデザイン 代表取締役/UTAGEアワード2回受賞)
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結論:AIにステップメールを頼むときは、いきなり「8通書いて」と言いません。
先に「何のためのメールか」を決め、ターゲット・悩み・特典などの材料と、構成のひな形を渡します。
そのうえで、まず情報の整理と足りない情報の洗い出しをさせ、1通ずつ書かせます。
構成はひな形が守り、事実は人が守る。
この分け方で、予約につながる流れを崩さずに速く作れます。

はじめさん

ChatGPTに「ステップメールを7通書いて」と頼んだんです。
それっぽい文は出てくるんですけど、1通目からいきなり講座の案内で……。
これ、送っていいのか分からなくて。

とくたけ

AIは、指示がないと最初から商品を押し出す文を書きがちなんです。
でも頼み方の順番を変えるだけで、ぐっと使える原稿になりますよ。
私が実際にやっている手順で、順番にお話ししますね。

こんにちは。
ワンウェビナーファネル®開発者の徳武輝彦です。

この記事では、ChatGPT・Gemini・ClaudeなどのAIでステップメールを書く手順をまとめました。
AIに渡す材料、頼む順番、売り込み臭さを消す指示、そして人が必ず確かめる所まで。
書籍『生成AI×セールスファネル』の原稿や、グルコン・個別コンサルで実際に出た話をもとに、「予約につながる構成を崩さない頼み方」をお伝えします。

UTAGEでの設定の手順や、メールの役目そのものは、UTAGEでステップメールを作る手順の記事でお話ししています。
こちらは「原稿をAIでどう作るか」にしぼった記事です。

この記事の内容(目次)
  1. AIに頼む前に「何のためのメールか」を決める。ステップメールは役目で2種類に分かれる
  2. AIはゼロから書かせると外す。渡すのは「5つの材料」と「ひな形」
  3. いきなり書かせない。先に「足りない情報」をAIに挙げさせる
  4. 売り込み臭さは、文の直しではなく「役割の指示」で消える
  5. 数字とお客様の声は、AIに作らせないと先に約束させる
  6. 「自分らしい文」は、過去のメールを読ませると近づく
  7. AIは1回で決めない。件名も本文も何案か出させて、人が選ぶ
  8. 送る前のチェックは「2つのAI+自分の目」で役割を分ける
  9. 送ったあとは、開封率の落ちた1通だけをAIに直させる
  10. よくある質問
  11. まとめ

AIに頼む前に「何のためのメールか」を決める。ステップメールは役目で2種類に分かれる

はじめさん

ステップメールって、どれも同じような書き方じゃないんですか?

役目で書き方がまったく変わります。
LINEへの登録を促す「橋」のメールか、100円商品などを売る「教育+販売」のメールかを、先に決めます。

AIに頼む前に、いちばん大事なことがあります。
それは、このメールに何をしてもらいたいのかを決めることです。
ここがあいまいだと、AIは「とりあえず教育して、最後に売る」平均的なメールを書いてきます。

私のファネルでは、ステップメールの役目は大きく2つに分かれます。
1つ目は、ウェビナーへ進んでもらうための「LINEへの橋」のメール。
教育は1本のウェビナーに任せて、メールでは1通ごとに気づきを1つ入れ、LINE登録を促します。

2つ目は、書籍『生成AI×セールスファネル』で書いた、100円商品などの入口商品を案内するメールです。
こちらは「5日間の教育+3日間のセールス」の合計8通がおすすめの型です。
1〜5通目は売り込みを一切せず、6〜8通目で案内します。

LINEへの橋のメール入口商品を案内するメール
役目LINE登録をしてもらう一度見送った人を温め直し、商品へ案内する
通数の目安6通ほど8通(教育5通+セールス3通)
教育するのはウェビナー(メールでは気づき1つ)メールの1〜5通目
各通の締め「続きはLINEで」教育中は「続きは明日のメールで」
徳武のファネルでのステップメールの2つの役目

そもそもステップメールは、一度離れた人を呼び戻す「次の一手」です。
登録から商品までまっすぐ進む人は、ほんの一部。
多くの人は「ちょっと考えよう」と画面を閉じてしまいます。
その人たちに第二のチャンスを届けるのが、ステップメールなんですよね。

役目と型が決まっていれば、AIに渡す指示が具体的になります。
逆に言えば、ここを決めるのはAIではなく、あなたの仕事です。

ここがポイントAIに頼む前に「このメールの役目」を1行で言えるようにする

AIはゼロから書かせると外す。渡すのは「5つの材料」と「ひな形」

はじめさん

AIには、最初に何を渡せばいいんですか?

ターゲット、悩み、特典のコンセプト、商品のコンセプト、独自の解決策の5つと、通数分のひな形です。
大まかに頼むと、精度の低い文しか返ってきません。

「ステップメールを書いて」とだけ頼むと、AIはあなたの商品を何も知らないまま書きます。
出てくるのは、どの講座にも当てはまる一般論です。
大まかな指示には、精度の低い答えしか返ってこないんですね。

そこで私は、精度の高い「ひな形」を用意して、「このひな形で私の場合を作って」と頼みます。
自分の情報を先に伝えておけば、あとはひな形に当てはめてもらうだけ。
最適化されたひな形と、ライティングに強いAIを組み合わせれば、最短1日でファネルを作れると考えています。

  1. ターゲット
    誰に届けるメールか。年代や職業より、どんな状態の人かを書きます。
  2. 具体的な悩み
    その人がいま困っていることを、できるだけ具体的に。
  3. 無料特典のコンセプト
    「うまくいかない本当の理由に気づかせるもの」と位置づけて伝えます。
  4. 入口商品(100円商品など)のコンセプト
    「本命商品の中の小さな成功を、先に体験してもらうもの」と伝えます。
  5. ファネル全体を貫く独自の解決策
    特典からメール、商品まで、同じ1つの解決策で通します。

この5つに加えて、発信者名・肩書・商品ページのURL・文体・署名も指定します。
ここまで渡すと、ゼロから8通書くより、ずっと短い時間で自分専用の8通ができます。

材料をいちから書くのが大変なら、ウェビナーのスライドを使ってください。
スライドのメモ欄に台本(セリフ)を入れておき、PDFにするときに「メモを含む」を選びます。
するとセリフも一緒に書き出せるので、そのPDFやテキストをAIに読み込ませます。
LP・LINE・メールの文章のたたき台が、1つずつ手で埋めるより早くできますよ。

はじめさん

ひな形なんて持っていません……。
それだとAIは使えないですか?

とくたけ

使えますよ。
まずはこの記事の第1章の表のように、「何通目に何の役目を持たせるか」を1行ずつ書くだけでも、立派なひな形になります。
通ごとの役目が決まっていれば、AIは迷わずに書けるんです。

ここがポイントAIの原稿の質は、頼み方より先に「何を渡したか」で決まる

いきなり書かせない。先に「足りない情報」をAIに挙げさせる

はじめさん

材料を渡したら、すぐ「8通書いて」でいいですか?

いきなり書かせず、まず情報の整理と足りない情報の洗い出しをさせます。
答えないと文に空白ができる所だけ答えてから、1通ずつ書かせます。

これは、私がウェビナー用のLINEステップをAIで作るときにやっている順番です。
ステップメールでも、考え方は同じです。
資料を読ませたら、最初の指示は「書いて」ではなく「整理して」にします。

するとAIは、資料から分かったことと、分からなかったこと(不足情報)を出してきます。
たとえば、診断の名前は何か。
特典は「視聴した人への特典」なのか「予約した人への特典」なのか。
こういう所が空白のままだと、AIは推測で埋めるか、文に穴が空きます。

ここで大事なのは、全部に答えなくていいことです。
答えないと文章に空白ができる所だけ答えれば十分です。
「無料であること」など、書いてほしい前提もこのとき伝えます。
そうすると、AIはちゃんと「無料です」と入れてくれます。

  1. 資料を読ませて「整理して」と頼む
    この段階では、まだ1通も書かせません。
  2. 不足情報を一覧で出させる
    空白になる所、迷っている所を挙げてもらいます。
  3. 空白ができる所だけ答える
    特典の位置づけ、名前、無料かどうか、など。
  4. 1通目から順に、1通ずつ書かせる
    一気に全部を作らせず、1、2、3……と進めます。
  5. ひな形に合わせて整える
    勝手にタイトルが付くなど完璧ではないので、型に戻します。長ければ「全体を短くして」。

なぜ1通ずつなのか。
一気に8通を頼むと、後半ほど中身が薄く、似た話のくり返しになりやすいからです。
1通ずつなら、その通の役目に集中して書いてもらえます。
1通できるたびに読んで直せるので、ずれたまま最後まで進むこともありません。

ここがポイント最初の指示は「書いて」ではなく「整理して、足りない所を教えて」

売り込み臭さは、文の直しではなく「役割の指示」で消える

はじめさん

AIのメールって、どうしても売り込みっぽくなるんです。
1通ずつ手で直すしかないですか?

AIに与える「役割」に、共感と信頼づくり、5日教育3日販売の流れ、売り込み色をなくすことを書きます。
書く目的を先に決めると、文が自然に変わります。

AIは、何も言わないと最初から商品を押し出す文章を書きがちです。
はじめさんの「1通目から講座の案内」も、まさにこれですね。
そこで、書かせる前に「あなたは何のためにこのメールを書くのか」という役割を渡します。

役割に書いておくこと:
1.読者の悩みに共感し、信頼関係を作ること
2.「5日間の教育+3日間のセールス」の流れを守ること
3.売り込み色をなくし、「あなたのために案内している」特別感を出すこと
4.各メールの構成・件名・入れる要素は、ひな形に忠実に従うこと

4番目の「ひな形に忠実に」は、とくに効きます。
これがあるとブレが減って、教育パートで売り込まず、セールスパートでも自然な案内になるんです。

教育パートで何を書かせるかも、ひな形に入れておきます。
読者には、本能的に「読まない」「信じない」「行動しない」という3つの壁があります。
この壁を1つずつ越えるように、通ごとの役目を決めておくんです。

読者の壁メールで伝えること
読まない目的の教育(登録した理由を思い出してもらう)/問題の教育(本当の原因)/手段の教育(たった1つの解決策)
信じない信用の教育(自分の失敗談と、お客様の声)
行動しない投資の教育と行動の教育(いま動く理由)
書籍『生成AI×セールスファネル』の「3つのNOT」と教育の対応

本命商品(バックエンド)向けのメールを作るときは、読者の設定を変えます。
ターゲットは「100円商品は買ったが、本命商品はまだ買っていない人」。
悩みは「100円商品だけでは根本の解決に届かず、高額な投資にはまだ不安がある」です。
読者の状態を正しく伝えると、AIは購入への称賛から入り、小さな成功を認めてから次の課題を示す流れを作りやすくなります。

ここがポイント文を直す前に、役割を直す。AIは「何のために書くか」で文の温度が変わる

数字とお客様の声は、AIに作らせないと先に約束させる

はじめさん

AIが書いたメールに「受講生200名」って入っていたんです。
そんなに受講生、いないのに……。

「資料にない実績・数字・人数・期間・お客様の声は作らない」「分からないことは推測せず質問する」と、指示に書いておきます。

ステップメールで、AIにいちばん任せてはいけないのが事実です。
AIは文を自然にするために、それらしい数字やお客様の声を足してしまうことがあります。
これをそのまま送ると、読者に事実と違うことを伝えてしまいます。

私がAI用に作っているルールでは、「資料に書かれていない実績・数字・人数・期間・お客様の声は作らない」と明記しています。
分からない情報は推測させず、不足情報としてまとめて質問させる。
そして原稿を書く前に、訴求の軸を一覧で出させて確認します。

順位AIが優先すること
1ひな形の構造
2あなたが渡した資料の事実
3完成見本の「具体化のしかた」(中身は流用しない)
4自然な日本語
徳武がAI用のルールに書いている優先順位

「自然な日本語」がいちばん下にあるのがポイントです。
文がきれいでも、構造や事実が崩れていたら意味がないからです。
見本(私の場合は痩せ脳ダイエット版)の固有名詞や数字を、別の商品に流用しないことも禁止事項に入れています。

もう1つ、出す前にAIに確かめさせることがあります。
それは、読者の状態と文の前提がずれていないかです。
たとえば、ウェビナーを見る前の人に「ご視聴ありがとうございました」と送っていないか。
予約する前の人に、予約した前提の文を送っていないか。
ステップがずれると、一気に信用を失います。

はじめさん

でも、数字がまったくないメールって、説得力が弱くなりませんか?

とくたけ

そうなんです。だから数字は入れたいんですよね。
そこで、AIが入れた数字には【要確認】の印を付けさせます。
あとで自分の本当の数字に置き換える。
数字の「場所」はAIが作り、数字の「中身」は人が入れる、という分け方です。

ちなみに、AIは文字数などの数字が苦手です。
あるクライアントさんが「1万5000文字で」と頼んだら、AIは「入っています」と答えました。
ところが実際に数えると、3,000文字にも届いていなかったんです。
長さはAIの返事を信じず、Googleドキュメントの文字カウントなどで数えてください。

ここがポイント数字の「場所」はAI、数字の「中身」は人。作らせない約束を最初に書く

「自分らしい文」は、過去のメールを読ませると近づく

はじめさん

AIの文って、なんだか私の言葉じゃない感じがするんです。
自分らしく書いてもらう方法はありますか?

過去に送ったメールを30通ほどまとめて、AIに読み込ませます。
ウェビナーのスライドも足すと、手法や考え方まで踏まえた文になります。

メールを書くのが苦手な方ほど、この方法をおすすめしています。
まず、過去に配信したメールを30通ほど、1つのファイルにまとめます。
それをAIに覚えさせ、ウェビナーのスライドが完成したら、それも読み込ませます。
すると、あなたの手法や考え方を分かったうえで文を作ってくれます。

この状態なら、本人でなくても「この知識でメールを1本作って」と頼むだけで、定期配信の文面まで作れます。
私も自分用に作って使っています。
メール作成は、人やAIに任せても大丈夫なんです。

私はこれを、ChatGPTの「GPTs」で作る方法としてお伝えしてきました。
ただ、個人向けプラン(無料・Plus・Proなど)では、新しいGPTを作れません。
カスタムGPTそのものも、終了に向けた予定が出ています(2026年10月現在)。

同じことは、ChatGPTの「プロジェクト」でもできます。
プロジェクトは、関係するチャット・ファイル・指示を1か所にまとめる機能です。
PDFや文書を上げたり、文章を貼り付けたりでき、プロジェクトだけに効く指示も書けます。
1つのプロジェクトに入れられるファイルは、無料プランで5つ、Go・Plusで25、Proなどで40です(2026年10月現在)。

ただし、AIが自分らしい文を書けても、体験そのものはAIには作れません。
ストーリーの通では、成功談より失敗談を書きます。
「この人も自分と同じだったんだ」という共感が、信頼につながるからです。
その失敗談は、実際にあったことを自分で渡してくださいね。

ここがポイントAIに「自分らしさ」を求めるなら、まず自分の過去の言葉を読ませる

AIは1回で決めない。件名も本文も何案か出させて、人が選ぶ

はじめさん

同じ頼み方を、ChatGPTとGeminiの両方でやってもいいんですか?

おすすめです。
使えるAIはすべて同じ頼み方で試し、いちばんしっくりくる案を選びます。
1つのAIにも、常に3〜4案を出してもらいます。

AIは、型どおりに文を出してくれても、中身が的外れなことがあります。
1つしか案がないと、どうしても別の案も見たくなりますよね。
だから私は、1回で正解を出させず、常に3〜4パターン出してもらうようにしています。

とくに案を出させたいのが件名です。
開封されなければ、教育は始まりません。
件名は、その回の役目がひと目で分かる言葉を、括弧で目立たせるのが基本です。

通件名の方向(例)
1通目【特典送付】お約束の特典をお送りしました
2通目【暴露】99%の人が知らない落とし穴
3通目【答え】最もシンプルな解決策
4通目過去の私も、あなたと全く同じでした
セールス期間【あと2日】【本日23:59終了】など残り日数や終了時刻
書籍『生成AI×セールスファネル』の件名の考え方。この方向で、AIに通ごとに何案か出させる

ChatGPT・Gemini・Claudeなど、使えるAIは同じ頼み方ですべて試すのがおすすめです。
同じ指示でも、AIごとに返ってくる案が違います。
無料版でも使えるので、比べるだけで選択肢が増えるんです。

私の使い方の感覚では、感情や日常の様子を書きたい所はChatGPTが合います。
情報のまとめやアイデア出しは、Geminiのほうが整理された文になりやすい印象です。
ただ、ほかのAIでいい答えが出ているなら、ツールにこだわらずそのまま使って大丈夫です。

はじめさん

案がたくさん出すぎて、逆に選べなくなりそうです……。

とくたけ

その心配、よく分かります。
だから、案ごとに「共感寄り」「結果を伝える寄り」のような切り口のラベルを付けてもらうんです。
違いがひと目で分かるので、「自分ならこれ」と選びやすくなります。
選んだ案は、最後に自分の言葉に直して仕上げます。

ここがポイントAIは「何案も出す係」。切り口のラベルを付けさせて、人が選んで仕上げる

送る前のチェックは「2つのAI+自分の目」で役割を分ける

はじめさん

AIが書いた原稿の誤字チェックも、AIに頼んでいいですか?

頼んでいいです。
誤字に加えて、言葉の重複・表記ゆれ・読みづらい点も指摘させ、ChatGPTとGeminiの両方にかけます。
最後は自分の目で読みます。

誤字だけを探させると、同じ言葉のくり返しや「ください/下さい」のような表記ゆれは見落とされやすくなります。
なので頼み方は、「誤字脱字をチェックして修正案を出し、言葉の重複や表記揺れ、読みづらい点も教えて」です。
AIはツールごとに気づくポイントが違うので、2つでダブルチェックすると漏れが減ります。

確かめること担当
誤字脱字・言葉の重複・表記ゆれ・読みづらい所AI(ChatGPTとGeminiの2つ)
過度な言い回し・禁止ワードAI+人
「〇〇」の差し替え忘れ、特典や参加URLのリンク人
送信者名・送信者アドレスが、予約後のものと分かれているか人
体験談・数字が本当にあったことか人(本人)
徳武がステップメールの原稿で確かめていること

過度な言い回しを避けるのは、メールにも自動のチェックが働くからです。
LINEほどではありませんが、最近はGoogleやYahoo、サーバー側でも自主チェックが働いています。
強すぎる表現は、迷惑メールに入る原因になりかねません。

人のチェックでよくあるミスは、差し替えるはずの「〇〇」がそのまま残っていることです。
特典のリンクや参加URLも、ひな形のままになりがちです。
AIで作るとひな形を使うぶん、このミスはむしろ増えやすいと思っておいてください。

もう1つのコツは、チェックの役割を分けることです。
誤字やリンクを見る人と、内容が適切かを見る人を分けます。
2人が同じことを添削すると、直し同士がぶつかって混乱するからです。

ここがポイント誤字はAI2つ、リンクと事実は人。チェックする人の役割も分ける

送ったあとは、開封率の落ちた1通だけをAIに直させる

はじめさん

配信を始めたあと、AIはもう使わないんですか?

使います。
1通ごとの開封率とクリック率を見て、目安を下回った通だけを、数字と一緒にAIに渡して直させます。

AIで作ったメールも、送ってみるまで当たりかどうかは分かりません。
だから配信を始めたら、1通ごとの数字を見ます。
私が目安にしているのは、次の数字です。

見る数字目安下回ったらAIに頼むこと
1通目の開封率60〜80%件名の案を出し直してもらう
各通の開封率25%を切らない切った通の本文を直してもらう
案内したメールのクリック率5%本文の組み立てと、リンクへの誘い方を直してもらう
徳武が目安にしている数字

さらに見たいのが、通と通のあいだで人がどれだけ減ったか(移行率)です。
どの通のあいだで興味を失っているかが分かり、直す場所がはっきりします。
たとえば2通目と3通目のあいだで落ちていれば、商品の特徴の説明が分かりにくかったのかもしれません。
UTAGEなら、各ステップに進むごとにラベルを貼るなどのアクションを付けると、数字で追えるようになります。

UTAGEで1通ごとの数字を見る場所は、次のとおりです。
「メール・LINE配信」でアカウントとシナリオを開き、左メニューの【送信済】へ。
ステップ配信の【︙】から【開封分析】で開封率、【クリック分析】でURLごとのクリック率が見られます。
テキストのメールでもHTMLのメールでも計れますが、画像を表示しない設定の人は開封が数えられないなど、開封の数字は完全ではありません(2026年10月現在)。

  1. 落ちている1通を見つける
    開封率25%を切った通、移行率が下がった通を探します。
  2. その1通と数字をAIに渡す
    「この通は開封率◯%でした。前後の通はこれです」と、成績をセットで渡します。
  3. 件名か本文か、直す所を決めて頼む
    開封が低ければ件名、クリックが低ければ本文とリンクの誘い方。
  4. 3〜4案から選んで差し替える
    直すのはその1通だけ。全部を書き直しません。

考え方が変わると、動き方が変わり、結果も変わります。
私自身、かつてはSEOコンサルとして年間500万円ほどしか稼げなかったところから、年間1億円を売り上げられるようになりました。
変わったのは、「ファネル」という考え方が身についたことです。
ステップメールも同じで、「AIに8通を書かせて終わり」から「役目を決めて頼み、数字で1通ずつ直す」に変わると、予約への流れが変わってきます。

ここがポイントAIで書いたメールも、直すのは「数字が落ちた1通」だけ。成績をセットで渡す

よくある質問

Q. AIでステップメールを書くとき、最初に何を渡せばいいですか?

A. ターゲット、具体的な悩み、無料特典のコンセプト、入口商品のコンセプト、ファネル全体を貫く独自の解決策の5つと、通数分のひな形です。
発信者名・肩書・商品ページのURL・文体・署名も指定します。
ウェビナーのスライドを「メモを含む」PDFにして読み込ませると、材料をそろえやすくなります。

Q. AIに8通まとめて書かせてもいいですか?

A. おすすめしません。
まず資料を整理させ、足りない情報を挙げさせます。
答えないと文に空白ができる所だけ答えてから、1通目から順に1通ずつ書かせます。

Q. AIが書くステップメールが売り込みっぽくなるのはなぜですか?

A. AIは指示がないと、最初から商品を押し出す文を書きがちだからです。
役割に「共感と信頼づくり」「5日間の教育+3日間のセールス」「売り込み色をなくす」「ひな形に忠実に従う」を書いておくと、教育パートで売り込まなくなります。

Q. AIが勝手に数字やお客様の声を入れてしまいます。どう防げばいいですか?

A. 「資料にない実績・数字・人数・期間・お客様の声は作らない」「分からないことは推測せず質問する」と指示に書きます。
数字を入れる場所には【要確認】の印を付けさせ、自分の本当の数字に置き換えます。

Q. AIで作ったステップメールは、送る前に何を確かめればいいですか?

A. 誤字・言葉の重複・表記ゆれ・読みづらい所は、ChatGPTとGeminiなど2つのAIでチェックします。
「〇〇」の差し替え忘れ、特典や参加URLのリンク、送信者名、体験談や数字が事実かどうかは、人が確かめます。

まとめ

  1. AIに頼む前に、メールの役目(LINEへの橋か、教育+販売か)を決める
  2. 5つの材料とひな形を渡す。スライドは「メモを含む」PDFで読ませる
  3. いきなり書かせず、足りない情報を挙げさせてから1通ずつ書かせる
  4. 売り込み臭さは「役割の指示」で消す。ひな形に忠実に、と書く
  5. 数字・人数・お客様の声は作らせない。【要確認】で場所だけ作らせる
  6. 自分らしさは、過去のメールを読ませて近づける
  7. 件名も本文も3〜4案。複数のAIで見比べ、人が選んで自分の言葉に直す
  8. 誤字は2つのAI、リンクと事実は人。送ったら落ちた1通だけを直す
はじめさん

まずはメールの役目を1行で決めて、「整理して」から頼んでみます。
すごく勉強になりました!次は何を読めばいいですか?

とくたけ

原稿ができたら、次はUTAGEでの設定と、メールの6通の役目ですね。
LPのキャッチコピーをAIで作る話も、考え方がよく似ているのであわせてどうぞ。

この記事は、AIと一緒に作り、最後に徳武が確かめています。

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ステップメールの先で、何を見せると予約が入るのか。教育を任せる1本のウェビナーを実際の形で見る

私のファネルでは、メールの教育は最小限にして、1本のウェビナーに任せています。
メールで登録した人が、どこで心を動かされ、個別相談を申し込むのか。
お客さまの目線で、流れ全体を確かめてみてください。

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徳武輝彦

徳武輝彦

株式会社バレエライフデザイン 代表取締役/One Webinar Funnel® 開発者
UTAGEアワード2回受賞/著書『UTAGE実践マニュアル ファネル編』

通販業界15年以上でLP・メルマガを制作。
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※会話に登場する「はじめさん」は、説明のための架空の人物です。
※ChatGPTのプロジェクト・GPTs、UTAGEの画面名は変わることがあります。
※AIの答え方は、使うAIの種類や時期によって変わります。AIの使い分けは徳武個人の使用感です。

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