結論:Lステップは「LINEの配信を作り込む道具」、UTAGEは「LP・メール・LINE・決済まで、売る流れ全体を1つで回す道具」です。
LINEだけで集客から申込みまで完結しているなら、Lステップで足ります。
LPやメール、決済を別のツールで払っていて、数字を集めるだけで手間がかかっているなら、UTAGEにまとめたほうが楽になります。
LINEで集客したくて調べていたら、Lステップと、UTAGEの両方が出てきました。
どっちもLINEのステップ配信ができるんですよね?
何が違うのか、さっぱりわからなくて……。
そこ、本当によく聞かれます。
私も以前は、LINEの配信は別のツール、メールはまた別のツールで動かしていました。
そのあとUTAGEにまとめたので、分けていたときに困ったことと、まとめて楽になったことの両方をお話しできますよ。
こんにちは。
ワンウェビナーファネル®開発者の徳武輝彦です。
私は2023年8月からUTAGEを使っています。
受講生さんからは、「すでにLステップを使っているけれど、UTAGEにしたほうがいいですか」「1つのLINEを両方につなげられますか」という質問をいただいてきました。
この記事では、どちらが上かではなく、あなたのビジネスにはどちらが合うかを決められるように書きました。
料金は2026年10月現在の数字です。
この記事の内容(目次)
違いは「LINEの道具」か「売る流れ全体の道具」か
UTAGEとLステップって、いちばん大きな違いは何ですか?
守備範囲の広さです。
LステップはLINE公式アカウントを強くする道具。
UTAGEはLP・メール・LINE・決済・会員サイトを1つにまとめ、売る流れ全体を回す道具です。
Lステップは、LINE公式アカウントの配信を細かく作り込むためのツールです。
上のプランほどURLクリックの測定、流入経路の分析、ファネル分析などが使えるようになっています(2026年10月現在)。
つまり、LINEの中で起きることを深く見るのが得意なんですね。
いっぽうUTAGEは、LINEの配信もできますが、それは機能の1つです。
LPを作り、メールとLINEで案内し、ウェビナーを見てもらい、予約を受けて、決済まで進める。
この一連の流れを1つの管理画面で作れるのがUTAGEです。
UTAGEのLINEでは、一斉配信・ステップ配信・リマインド配信・1対1のチャットなどが使えます。
では、LINEのステップ配信そのものの力は違うのでしょうか。
これは受講生さんにも聞かれたことがあり、私は「Lステップでできる機能は、基本的にUTAGEでもできます」と答えています。
クリックしたら次のシナリオに移り、前のシナリオは止まる。
何もしない人には、行動してもらえるまでリマインドを続ける。
こうしたアクションの分岐は、UTAGEでも組めるんです。
UTAGEの「アクション管理」では、シナリオの登録・停止、LINEメッセージやテンプレートの送信、リッチメニューの変更、ラベルの変更、Googleスプレッドシートへの追記などを設定できます。
私がすすめているウェビナーの組み方は、シナリオを4つ、リマインドを入れて5つに分ける形です。
1つのシナリオに6〜10通、LINEは全部で50通ほどになります。
仕組みがわかれば、5日前後で作れますよ。
ここがポイント比べるべきは「LINEの機能」より「LINEの外まで1つでつながるか」
LINEの部分だけなら月額はほぼ同じ。差が出るのは「ほかのツール代」
料金はどっちが安いんですか?
LINE配信の部分だけなら、Lステップのスタンダードプランと、UTAGEの月額はほぼ同じです。
差が出るのは、配信数が増えたときと、LP・メール・決済を別に払っているときです。
まず、それぞれの料金を並べます。
どちらを使っても、LINE公式アカウントの料金は別にかかることに注意してください。
| ツール | 月額 | LINEの配信数 |
|---|---|---|
| Lステップ フリープラン | 0円 | 200通まで |
| Lステップ スタートプラン | 5,000円 | 5,000通まで |
| Lステップ スタンダードプラン | 21,780円 | 30,000通まで |
| Lステップ プロプラン | 32,780円 | 50,000通まで |
| UTAGE | 21,670円(税別19,700円) | 配信数による月額の変化なし |
LINE公式アカウントのほうは、無料のコミュニケーションプランが月200通、ライトプランが月5,000円で5,000通、スタンダードプランが月15,000円で30,000通です(税別。2026年10月現在)。
広告で人を集めると、200通はすぐに使い切ります。
だから、LステップでもUTAGEでも、LINE公式アカウントは有料プランにする前提で考えてください。
あれ?
Lステップのスタンダードと、UTAGEって、ほとんど同じ値段ですね。
それなら、LINEに強いLステップのほうがお得じゃないですか?
LINEの部分だけ見れば、たしかにそう感じますよね。
でも、LPやメール、ウェビナーの動画、決済のツール代を別に払っていませんか?
UTAGEの月額には、そこまで入っているんです。
私が受講生さんにお伝えしているのは、「UTAGEはLINEの配信数が何万通に増えても、月額は約2万円のまま。Lステップは配信数でプランが上がるので、運用が大きくなるほど高くつく」ということです。
実際、月3.4万円ほどのLステップを使っていた方には、年間で約40万円、3年で約120万円になる計算をお見せしたことがあります。
UTAGEに移せば、その分がまるごと浮くわけです。
ただし、Lステップのフリープランやスタートプランで足りている人なら、話は別です。
月0円〜5,000円で回っているなら、UTAGEにすると月額は上がります。
この場合は、料金ではなく「LINEの外の流れまで1つにしたいか」で考えるのがよいと思います。
UTAGEの月額をどう回収するかは、UTAGEの料金の記事にくわしく書いています。
ここがポイント料金は「LINEだけ」で比べず「LINE以外のツール代」まで足して比べる
LINEだけで売れているなら、Lステップのままでいい
結局、私はどっちを選べばいいんでしょう?
LINEの中だけで集客から申込みまで完結しているなら、Lステップで足ります。
LPやメール、ウェビナー、決済まで使って売るなら、UTAGEにまとめたほうが楽です。
UTAGEの記事を書いている私が言うのも変ですが、全員がUTAGEに乗り換える必要はありません。
たとえば、お店の予約やクーポンの配信が中心で、LINEの中でやり取りが終わる場合。
こういう使い方なら、LINEに特化したLステップのほうが合うことも多いはずです。
| Lステップ(LINEだけ)で足りる人 | UTAGEにまとめたほうが楽な人 |
|---|---|
| 集客も申込みもLINEの中で終わる | LP→メール・LINE→ウェビナー→個別相談→決済の流れで売る |
| メールはほとんど使わない | メールとLINEの両方で案内したい |
| LINEの中の分析を細かくしたい | LPの登録率から成約率まで、流れ全体の数字を見たい |
| 今の配信数が少なく、安いプランで回っている | 配信数が増えてきて、プランが上がりそう |
| 会員サイトなどを、ほかのサービスで作り込んでいる | 会員サイトや決済も、これから作る |
表の最後の行は、大事なところです。
すでに会員サイトなどを別のサービスで作り込んでいる会社は、移す手間が大きいので、Lステップと二本立てで続けることも多いんです。
反対に、Lステップの組み方がそれほど複雑でないなら、UTAGEに移して一本化したほうが、コストも分析も楽になります。
もう1つ、私の考えもお伝えしておきます。
「最初は安いツールから始めて、売れてからUTAGEにしよう」という方は多いです。
そのやり方もありますが、私はできるだけ早く切り替えたほうがいいと考えています。
ツールがバラバラだと、ビジネスを一連の流れでとらえる「ファネル」という考え方が、いつまでも身につかないからです。
UTAGEが合わない人の特ちょうは、UTAGEのデメリットの記事に正直に書いています。
ここがポイントLINEの中で売れているならLステップ。LINEの外まで流れがあるならUTAGE
ツールが分かれると、数字を集めるだけで3日かかった
ツールが分かれていても、それぞれ使えるなら困らない気がするんですが……。
困るのは「数字」です。
ツールごとに数字を出して合わせる作業が毎月必要になり、改善が止まりやすくなります。
徳武自身、乗り換える前は集計に3日ほどかかっていました。
これは、私自身の失敗です。
UTAGEに乗り換える前、私はメール配信にMyASP(マイスピー)、LINEにエルメ、動画はVimeo、LPはWordPressを使っていました。
ツールが分かれていたので、数字を集めるだけで3日ほどかかっていたんです。
しかも、集めた数字が合いませんでした。
LPの登録率は、アナリティクスの仕様変更などの影響でほとんど取れませんでした。
ABテストもできない状態です。
集計に3日かかるので、改善(PDCA)は実質回せず、やる気も起きず、2回ほどでやめてしまいました。
とくに困るのが、メールからLINEへの「移行率」です。
たとえば、メール登録が100人いて、LINE登録が90人なら問題ありません。
でも70人なら、どこかで人が止まっています。
UTAGEの中で完結していれば自動で見えますが、別のツールだと、それぞれの数字を出して、スプレッドシートで合わせる作業が毎月必要になるんです。
アンケートも同じです。
Lステップでアンケートを取ると、回答はLステップ側にたまり、UTAGEには何もわかりません。
UTAGEなら、アンケートの回答が読者一覧にたまり、メールの登録とひもづけて見られます。
でも、LINEのリンクをタップしたかどうかは、Lステップのほうが細かく見られるって聞きました。
以前はそうでした。
2024年6月ごろ、私はUTAGEで「タップしたらラベルを付けるアクション」を作って、タップを数えていたんです。
今のUTAGEでは、配信の条件にLINEのURLクリックも使えます。
リッチメニューも、エリアごとのタップ数を見られるようになっていますよ。
Lステップは、スタンダードプラン以上でURLクリック測定が使えます。
どちらもLINEの中の数字は見られる、と考えてよさそうです。
違いは、LPの登録率から成約率まで、同じ画面で続けて見られるかどうかなんです。
見るべき5つの数字は、ファネルの改善の記事にまとめています。
ここがポイントツールを分けると、毎月の「集計」が改善の時間を食いつぶす
1つの公式LINEは、1つのツールにしかつなげない
今のLINE公式アカウントを、LステップとUTAGEの両方につなげて、いいとこ取りはできませんか?
できません。
1つの公式LINEは、1つのツールでしか動かせません。
UTAGEで使うなら、UTAGE用に別の公式アカウントを用意します。
ここは、乗り換えを考える方がいちばんつまずく所です。
私は受講生さんに、「1つの公式LINEは、1つのツールでしか制御できません」とお伝えしています。
UTAGEでも、同じLINE公式アカウントを、UTAGEの複数の配信アカウントに同時につなぐことはできません。
新しい公式アカウントを作るときは、有料プランに上げられるかを先にたしかめてください。
作り方によっては、有料プランに変更できないアカウントがあるからです。
パソコンから公式アカウントにログインし、設定に「月額プラン」の表示があるかを見ます。
表示がなければ、そのアカウントは今のまま使い、UTAGE用は新しく作り直します。
無料プランのままUTAGEにつなぐと、月200通の上限で、LINEステップの前のアンケートで読者が止まってしまうことがよくあります。
広告を回すなら、最初からライトプラン(LINE公式アカウントのプラン。月5,000円・税別)にしておくと安心です。
つなぎ方の手順は、UTAGEとLINEの連携方法の記事に画面の名前つきで書いています。
ここがポイント「いいとこ取り」はできない。UTAGE用の公式LINEを1つ別に作る
乗り換えは「新しい公式LINE+2〜3か月の並行」で進める
Lステップにいる友だちは、どうなっちゃうんですか?
せっかく集めたのに、ゼロからやり直しは怖いです……。
ゼロにはなりません。
Lステップは2〜3か月ほど残して並行し、その間に、UTAGEのページのリンクを送って、興味のある人から移ってもらいます。
受講生さんへの説明や、別のツールからUTAGEに移した案件での順番をまとめると、こうなります。
大切なのは、いきなりLステップを止めないことです。
- 今のLステップの数字をスクリーンショットで残す
移すと、過去のLステップの数字はUTAGEに引き継げません。必要な人数などは先に残します。 - UTAGEにシナリオ・アンケート・ラベル・予約を作る
予約直後のメッセージやリマインドも、文面ごと移します。Lステップのタグは、UTAGEのラベルに置きかえます。 - 新しい公式LINEをUTAGEにつなぎ、自分でテスト登録する
LINEの動きと、予約までの流れを一度通してたしかめます。 - 最後に、入口の飛び先をUTAGEに切りかえる
登録ページのボタン、視聴ページのタイマー、リプレイページなど、飛び先をすべてUTAGE側にします。 - Lステップの友だちに、UTAGEのページのリンクを送る
月1回ほどのペースで、半年くらい送ります。 - Lステップは2〜3か月ほど並行して残す
落ち着いたら止めます。
5番目のリンクは、「くわしいビデオができたので、興味のある人は見てください」のように案内します。
1回目と2回目は反応がなく、3回目で登録する人もいます。
半年送っても反応がない人は、そのツールを止めてもかまいません。
全員は動いてくれませんが、興味のある人から順にUTAGEに集まってくれるんです。
広告はどうするんですか?
止めたら、そのあいだ集客がゼロになりますよね。
そうなんです。
だから私は、新しい公式LINEをUTAGEにつないで、広告をそちらに向ける方法をよくおすすめします。
広告を一度止めて、今の公式LINEを切りかえる方法もありますが、集客が途切れる期間ができるので注意が必要です。
なお、Lステップの有料プランは課金が始まってから3か月後(3回課金後)から解約できます(2026年10月現在)。
契約したばかりの方は、並行の期間とあわせて、解約できる時期も先に見ておきましょう。
UTAGEで最初にやることの順番は、UTAGEの使い方(最初の7日間)の記事にまとめています。
ここがポイント乗り換えは「止めてから移す」ではなく「並べてから移す」
どちらを選んでも、LINEだけに頼らずメールも取る
LINEのほうが読まれるなら、メールはいらないですよね?
メールも取っておきます。
LINE公式アカウントは止められることがあるからです。
メールとLINEの両方で連絡できれば、片方が使えなくなってもお客さまとの関係が切れません。
LINE公式アカウントは、使う言葉によっては、突然止められることがあります。
止められると、集めた読者を1から集め直すことになります。
いちばん怖いのは、個別相談を申し込んでもらったあとにLINEが止まることです。
Zoomのリンクを送れなくなるからです。
私のファネルでは、メールアドレスを入れて登録ボタンを押すと、LINEの友だち追加の画面が自動で開く形にしています。
サンクスページでLINEのボタンを押してもらうより、9割以上の人が登録してくれるからです。
LINEは、アンケート、ウェビナー、個別相談へと進める主役。
メールは、LINEに登録していない人への催促と、LINEが止まったときの保険です。
この「メールとLINEの両方を取る」形は、Lステップだけでは作れません。
Lステップを使う場合は、メールの配信ツールを別に用意して、2つをつなぐことになります。
UTAGEなら、メールとLINEが同じ読者としてひもづくので、1つの画面で両方を追いかけられます。
メール側の作り方は、UTAGEのステップメールの記事に書いています。
ここがポイントLINEは主役、メールは保険。両方を同じ読者として持てるかで選ぶ
よくある質問
Q. UTAGEとLステップの違いは何ですか?
A. LステップはLINE公式アカウントの配信を作り込む道具です。
UTAGEは、LP・メール・LINE・決済・会員サイトを1つにまとめ、売る流れ全体を回す道具です。
Q. UTAGEとLステップは、どちらが安いですか?
A. LINEの部分だけなら、Lステップのスタンダードプラン(月21,780円・税込)とUTAGE(月21,670円・税込)はほぼ同じです(2026年10月現在)。
LPやメール、決済のツール代を別に払っているなら、まとめられるUTAGEのほうが安くなりやすいです。
どちらもLINE公式アカウントの料金は別にかかります。
Q. UTAGEで、Lステップのような分岐のシナリオは作れますか?
A. 作れます。
UTAGEの「アクション管理」で、シナリオの登録・停止、ラベルの変更、リッチメニューの変更などを設定できます(2026年10月現在)。
Q. 1つのLINE公式アカウントを、LステップとUTAGEの両方につなげますか?
A. つなげません。
1つの公式LINEは、1つのツールでしか動かせません。
UTAGEで使うなら、UTAGE用に別の公式アカウントを用意します。
Q. LステップからUTAGEに乗り換えると、LINEの友だちはどうなりますか?
A. 自動では移りません。
Lステップを2〜3か月ほど並行して残し、UTAGEのページのリンクを月1回ほど送って、興味のある人から移ってもらいます。
過去のLステップの数字は引き継げないので、先にスクリーンショットで残します。
Q. LINEだけで集客しても大丈夫ですか?
A. メールも一緒に取ることをおすすめします。
LINE公式アカウントは止められることがあり、メールがあれば連絡が途切れません。
Q. UTAGEに補助金は使えますか?
A. 条件が合えば使えます。
徳武の会社では、過去2年間にUTAGEと構築支援のセットで補助金を使い、自己負担がおよそ3分の1で使えている方がいます。
年商などの条件があります。
まとめ
- LステップはLINEの道具、UTAGEは売る流れ全体の道具
- LINEの部分だけなら月額はほぼ同じ。差はLINE以外のツール代と、配信数が増えたときに出る
- LINEの中で売れているならLステップで足りる。LINEの外まで流れがあるならUTAGE
- ツールを分けると、毎月の集計が改善の時間を食いつぶす
- 1つの公式LINEは1つのツールだけ。UTAGE用は別に作る
- 乗り換えは、新しい公式LINEとLステップを2〜3か月並べてから
- どちらを選んでも、メールも一緒に取っておく
どっちが上かじゃなくて、私の売り方に合うかどうかなんですね!
勉強になりました。
次は何を読めばいいですか?
UTAGEにまとめようと思えたなら、まずLINEのつなぎ方を。
まだ迷っているなら、デメリットと料金の考え方から読むのがおすすめです。
この記事は、AIと一緒に作り、最後に徳武が確かめています。
無料で視聴できます
LINEの外まで「1本の流れ」でつなぐと、何が起きるのかを見る
LP→メール・LINE→1本のウェビナー→個別相談→決済。
ツールを選ぶ前に、この流れを実際のウェビナーの形でご覧いただけます。
見ておくと、LINEだけで足りるのか、流れ全体が必要なのかがはっきりします。
※本記事にはアフィリエイトリンク(PR)が含まれます。リンク経由でご契約いただくと、運営者に紹介料が支払われることがあります。
※UTAGE・Lステップ・LINE公式アカウントの料金や機能は変わることがあります。
※会話に登場する「はじめさん」は、説明のための架空の人物です。







