結論:ヘッドマッサージ店オーナーのNさんが、広告費約2.9万円の段階で330万円を売れたのは、特別な才能があったからではありません。
①お店の技術を「養成講座」にして、店舗とは別の柱にした。
②広告が怖くても、1日500円の少額から始めた。
③数字を見て、愚直に直し続けた。
④成約した人がどのLPから来たかを調べ、強い入口を残した。
この4つは、店舗ビジネスの方なら順番にまねできます。
広告費2.9万円で330万円って、すごい数字ですね。
でも、もともとマーケティングが得意な方だったんじゃないですか?
そう思いますよね。
でもNさんは、それまでお店の売上だけで、広告を始めるのも怖かった方なんです。
今日は「なぜできたのか」を、まねできる順番でお話ししますね。
こんにちは。
ワンウェビナーファネル®開発者の徳武輝彦です。
この記事は、「お店の技術をオンラインの講座にして売りたい」「でも集客も広告もよく分からない」という店舗ビジネスの方のための記事です。
私が支援したヘッドマッサージ店オーナーのNさんの例をもとに、何を変えたら売れるようになったのかを、手順に分けてお伝えします。
この記事の内容(目次)
お店の技術は、そのまま「養成講座」という2つ目の柱になる
Nさんは、お店のお客さんを広告で増やしたんですか?
いいえ。
お店の施術ではなく、その技術を教える「養成講座」をオンラインで売る仕組みを作りました。
店舗とは別の売上の柱です。
Nさんは、ヘッドマッサージのお店を経営しています。
私のところに来る前は、売上はお店の分だけでした。
施術の売上は、営業時間と自分の手の数で上限が決まってしまいますよね。
そこでNさんは、お店の施術とは別に、技術を教える養成講座をオンラインで売るファネルを作りました。
お店のお客さんを増やすのではなく、「この技術を学びたい人」に向けた、新しい商品を作ったんです。
サロンや整体は、技術そのものが商品です。
だから、オンラインの養成講座にしやすい業種なんですね。
私も、サロンや整体のオーナーさん向けには「店舗とオンラインの両方から売上を作る」という切り口で広告を作ってきました。
「養成講座なんて、本当に売れるの?」と思うかもしれません。
でも、自分の武器を増やして売上を上げたい人は多いんです。
短い時間で体を整える技術が身につけば、学んだ人のお店の単価も売上も上がるからです。
でも、お店の仕事で毎日いっぱいいっぱいなんです。
SNSも、きれいなLPも作る時間がありません……。
そうなんです。
店舗のオーナーさんは、発信に時間をかけにくいのがいちばんの悩みですよね。
だからこそ、シンプルなLPと1本の動画で価値を伝えて、個別相談で講座をご案内する形が合うんですよ。
毎日の投稿に追われなくても回るように作るんです。
ここがポイント施術を増やすのではなく、技術を「教える商品」にする
広告が怖いなら、1日500円から始めればいい
広告って、お金がどんどん減っていきそうで怖いんです。
Nさんは怖くなかったんですか?
Nさんも広告を始めるのが怖かった方です。
だから1日500円という少額から始め、増やしたときも日予算3,500円ほどでした。
少額なら、損を小さくしながら反応をたしかめられます。
Nさんは、広告を始めること自体が怖かったと聞いています。
そこで、いきなり大きな金額は使わず、1日500円からスタートし、反応を見ながら、多いときで日予算3,500円まで上げました。
怖いなら、怖くない金額から始めればいいんです。
最初は、どの広告やLPが当たるか分かりません。
いきなり予算をかけると、もったいない損が出てしまいます。
だから私は、最初は1日500円〜1,000円ほどから始めて、当たりが見えてきたら少しずつ上げる方法もお伝えしています。
予算を上げるときにも、コツがあります。
同じ広告セットで上げるなら、1回あたり1.2〜1.3倍が目安です。
急に上げると、数字が悪くなることがあるからなんですね。
たとえば3,000円から始めて、4,000円、5,000円、6,500円……と2日ごとに上げていくイメージです。
この上げ方なら、17日目で日予算2万円に届きます。
あせらず、反応を見ながら育てていけばいいんですよ。
| 段階 | 日予算の例 | やること |
|---|---|---|
| はじめ | 500円〜3,500円ほど | 広告とLPを何本か回し、反応を見る |
| 当たりが見えたら | 1回1.2〜1.3倍ずつ | 2日ごとに少しずつ上げる |
| 急いで集めたいとき | 1日1,000〜3,000円 | 早めにお客さんを集めるペースで進める |
| メタ広告(Meta広告)の仕様は変わることがあるので、始める前に最新をたしかめてください。 | ||
ここがポイント怖さは「金額を小さくする」ことで消せる
約2.9万円で330万円。ただしこれは「特に良かった例」として見る
1日500円から始めて、どのくらいで売れたんですか?
広告費を約2.9万円使った段階で、330万円の売上になりました。
広告費に対する売上の割合(ROAS)は1万%をこえています。
ただし、特に良かった例です。
Nさんは、1日500円から始めて(多いときで日予算3,500円)、約2.9万円を使った段階で330万円の売上になりました。
広告費に対する売上の割合(ROAS)は、1万%をこえています。
その後も1年以内に、お店の売上とは別に1,000万円以上を作ったと聞いています(2026年3月時点)。
ここで、正直にお伝えしておきたいことがあります。
私の受講生さんのROASの平均は、600〜700%くらいです。
以前のリストマーケティングでは、300〜400%でも成功と言われていました。
つまりNさんの1万%は、誰でも同じになる数字ではありません。
特に良かった例として見てくださいね。
※成果には個人差があります。条件は人によって違います。
なんだ、特別な例なんですね……。
じゃあ、私がまねしても意味がないんじゃ……。
がっかりさせてしまったら、ごめんなさい。
たしかに、1万%をそのまま約束することはできません。
でも、平均の600〜700%でも、広告費の6〜7倍の売上です。
そして大事なのは数字の大きさより、Nさんが何をしたかは、まねできるということなんですよ。
ここがポイントまねするのは「数字」ではなく「やったこと」
決め手はスキルではなく、数字を見て「愚直に直した」こと
Nさんが売れた、いちばんの理由は何だったんですか?
特別なマーケティングやライティングの力ではありません。
リストも広告経験もない状態から、数字を見てコツコツ直し続けた「愚直さ」です。
少ない広告費で大きく売れた方々に、共通していることがあります。
リスト0名、広告の経験なし、ファネルづくりの経験なし。
そんな状態から始めた方でも、「愚直にやった」ことが結果を分けたんです。
では、何を愚直にやったのでしょうか。
それは、数字を見て、悪い所を1つずつ直すことです。
そのために大事なのが、見る場所が少ない形にしておくことなんですね。

ワンウェビナーファネル®は、広告→シンプルなLP→60分の1本のウェビナー→個別相談の4か所だけです。
LP、動画が何本も、説明会……と段階が多いと、どこで人が抜けているのか分かりにくくなります。
4か所なら、数字が悪い場所をピンポイントで直せるんです。
たしかめる数字にも、目安があります。
| 見る数字 | 目安 | 悪いときに直す所 |
|---|---|---|
| 広告のリンククリック率 | 1%以上 | 広告の画像・文章 |
| LPの登録率 | 10%以上 | LPの本文 |
| ウェビナーの視聴率 | 最初の3分で50%以上・最後で30%以上 | ウェビナーの中身 |
| 個別相談の予約率 | 個人向け10〜15%・法人向け7% | ウェビナーの最後の案内 |
| ジャンルや時期で変わることがあります。 | ||
ちなみにNさんの広告は、私が見た時点でリンククリック率4.8%でした(2026年7月時点)。
目安の1%を大きくこえています。
ただ、消化した金額が少ないうちはクリック率が高めに出やすいので、1万円ほど使っても1%をこえているかで信頼できるかを見ます。
ここがポイント売れる人は、才能ではなく「直した回数」が多い
成約した人がどのLPから来たかを調べると、強い入口が見つかる
LPを何本か作ると、どれが良いのか分からなくなりそうです。
登録率の高いLPを残せばいいんですか?
登録率だけでは決めません。
成約した人が、どのLPから登録したかを調べます。
Nさんは、これで強いLPを見つけて復活させました。
Nさんとの打ち合わせで、こんなことをしました。
上位のコースを申し込んだ方が、どのLPから登録したのかを、登録者のデータから1人ずつ逆にたどったんです。
すると、「ほかのヘッドマッサージとの違い」を伝えるLPが強いと分かりました。
そこで、一度止めていたそのLPを復活させました。
登録率が高くても、成約が出ていないLPもあります。
反対に、止めていたLPが、じつは成約を取っていたということもあるんですよね。
- 成約した人のメールアドレスをコピーする
個別相談の予約一覧や、決済の一覧から取ります。 - UTAGEの登録者の画面で検索する
どのLPで登録し、どの広告から来たかが出ます。 - LPの管理名称の頭に「成約1」などと書く
LPが増えても、どれが成約につながったか見分けられます。 - 強いLPは残し、止めていたら復活させる
うまく回っているものはいじらず、成績の良いほうを深掘りします。
1人ずつ調べるのは、正直に言って地道な作業です。
でも、とても大事なデータなんです。
広告名とLPの登録経路の管理名称をそろえておくと、どの広告から個別相談が入ったかまで追えますよ。
※UTAGEの画面や名前は変わることがあるので、実際の画面でたしかめてください。
ここがポイントLPの良し悪しは、登録率ではなく「成約」で決める
成約した人の言葉が、次の広告とLPの言葉になる
強いLPが分かったら、次は何をするんですか?
成約した人が、申し込む前に抱えていた悩みや言葉を集めます。
それをそのまま、次の広告やLPの言葉にして試します。
広告の言葉を、自分の頭だけで考える必要はありません。
いちばんのヒントは、すでに申し込んでくれた人の言葉なんです。
たとえば整体師の方が「差別化できない」「体力的に限界」と話していたなら、それをそのまま呼びかけにします。
このとき、気をつけたいことがひとつあります。
「なぜ申し込んだのか」を見るときは、広告の言葉ではなく、その人が実際に登録したLPに書いてあった言葉を見ることです。
LPに書いていない言葉を前に出すと、ずれてしまうんですね。
Nさんの場合は、強かった「ほかとの違い」の入口を残したうえで、次の一手も決めました。
すでに月商50万円以上のお店の方に向けたLPとウェビナーを、別に作るという方針です。
来てほしい人ごとに入口を分けると、その人に合った話ができるからです。
入口を増やすと、作るものがまた増えて大変じゃないですか?
たしかに、LPとウェビナーをもう1本作るのは手間ですよね。
でも、やみくもに増やすわけではありません。
成約のデータで「この人たちが買ってくれる」と分かってから増やすので、当たる確率が高い所にだけ手間をかけられるんです。
ここがポイント広告の言葉は「買ってくれた人」が教えてくれる
まねする順番:店舗の技術を講座にして売るまでの5ステップ
自分のお店でやるなら、何から始めればいいですか?
①技術を講座の形にする、②シンプルなLPと1本のウェビナーを作る、③少額の広告で始める、④数字で直す、⑤成約した人から逆にたどる、の順番です。
ここまでのNさんの例を、まねできる順番にまとめます。
- お店の技術を「講座」の形にする
技術だけでなく、学んだ人のお店がどう良くなるかまで考えます。 - シンプルなLPと1本のウェビナーを作る
SNSや長いLPに時間をかけず、60分ほどの動画で価値を伝えます。 - 怖くない金額で広告を始める
Nさんは1日500円から(多いときで日予算3,500円)。当たりが見えたら1回1.2〜1.3倍ずつ上げます。 - 4つの数字を見て、悪い所だけ直す
クリック率・登録率・視聴率・予約率を目安とくらべます。 - 成約した人がどのLPから来たかを調べる
強い入口を残し、その人たちの言葉で次の広告を作ります。
1つ目の「講座の形」について、少しだけ足しておきます。
技術だけでなく、集客や初回のカウンセリング、リピートの取り方まで学べるなら、技術だけの講座とは中身が違ってきます。
そう見せられると、単価を上げられる可能性があると考えています。
反対に、気をつけたいこともあります。
技術や講座の名前を、学んだ人が使ってよいのか。
使用料をもらうのか。
こうした決まりは、売り出す前に決めておく必要があります。
Nさんの例から分かる、店舗ビジネスの3つの強み:
1.技術そのものが商品なので、講座にしやすい
2.お店の売上があるので、広告は少額からゆっくり始められる
3.成約した人の声(悩み)が、そのまま次の広告の言葉になる
考え方が変わると、動き方が変わって、結果も変わります。
私自身、かつてはSEOコンサルとして、年間500万円ほどしか稼げなかったところから、年間1億円を売り上げられるようになりました。
変わったのは、「ファネル」という考え方が身についたことです。
Nさんも、「施術を売る」から「技術を教える仕組みを作る」に考え方を変えたところから、すべてが始まっています。
ここがポイントNさんの成功は、5つの順番に分ければ誰でもたどれる
よくある質問
Q. ヘッドマッサージ店のNさんは、なぜ広告費2.9万円で330万円を売れたのですか?
A. お店の技術を教える養成講座をオンラインで売る仕組みを作り、1日500円の少額から広告を始めて、数字を見ながら愚直に直し続けたからです。
特別なマーケティングの力があったわけではありません。
ただし、ROAS1万%超は特に良かった例で、成果には個人差があります。
Q. 店舗ビジネスでも、オンライン講座は売れますか?
A. サロンや整体のように技術そのものが商品の業種は、オンラインの養成講座にしやすいです。
自分の武器を増やして売上を上げたい人は多いので、養成講座は売れる可能性があります。
Q. 広告が怖いのですが、いくらから始めればいいですか?
A. Nさんは1日500円から始め、多いときで日予算3,500円ほどでした。
最初は1日500円〜1,000円ほどから始め、当たりの広告やLPが見えてきたら、1回あたり1.2〜1.3倍ずつ上げる方法もあります。
Q. 広告のROASは、どのくらいなら良い数字ですか?
A. 徳武の受講生の平均は600〜700%くらいです。
以前のリストマーケティングでは300〜400%でも成功と言われていました。
Q. どのLPが良いかは、どうやって決めればいいですか?
A. 登録率だけでなく、成約した人がどのLPから登録したかで決めます。
成約した人のメールアドレスをUTAGEの登録者の画面で検索すると、登録したLPと来た広告が分かります。
まとめ
- お店の技術は、養成講座という2つ目の柱になる
- 広告が怖いなら、怖くない金額から始める(Nさんは1日500円から)
- 約2.9万円で330万円は特に良かった例。まねするのは「やったこと」
- 決め手はスキルではなく、4か所の数字を見て愚直に直したこと
- LPの良し悪しは、成約した人がどこから来たかで決める
- 成約した人の言葉を、次の広告とLPの言葉にする
特別な人の話だと思っていたけど、順番にやれば私にもできそうです!
勉強になりました。次は何を読めばいいですか?
広告で人を集める入口の作り方は、ウェビナー集客の記事にまとめています。
LPからウェビナー、個別相談までの全体は、全手順の記事がおすすめですよ。

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この記事では、店舗の技術を講座にして、少額の広告から売れるようになった理由をお話ししました。
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※事例は、ご本人の了承のもとイニシャルと業種で紹介しています。成果には個人差があります。
※会話に登場する「はじめさん」は、説明のための架空の人物です。




