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プロダクトローンチとは?やり方と流れ、3本動画で92%が離脱した「今の答え」と1本のウェビナーとの違い

プロダクトローンチとは?3本動画は92%が離脱|やり方・流れと今の答え
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最終更新:2026年10月26日 | 著者:徳武輝彦(株式会社バレエライフデザイン 代表取締役/UTAGEアワード2回受賞)

結論:プロダクトローンチとは、商品を売り出す前に、無料の動画やメールで見込み客を「教育」し、期待が高まったところで期間を区切って販売するマーケティングの手法です。
流れは「プレプレローンチ→プレローンチ→ローンチ→ポストローンチ」の4ステップ。
ただ、日本で広まった「3日に分けて3本の動画を見せる」型は、私が試したデータでは3本目までに92%が離脱しました。
今から始めるなら、教育を1本のウェビナーにまとめる形のほうが、作るのも直すのも楽で、成果も出やすいです。

はじめさん

講座を売るなら「プロダクトローンチ」がいいって聞きました。
動画を何本か見せて、最後に販売するやり方ですよね?
今からやっても、ちゃんと売れるんでしょうか?

とくたけ

考え方そのものは、今も大事です。
でも、「日をまたいで動画を何本も見せる」形は、正直おすすめしません。
私が実際に試した数字もお見せしながら、意味・やり方・流れから、今の答えまで順番にお話ししますね。

こんにちは。
ワンウェビナーファネル®を教えている徳武輝彦です。
「プロダクトローンチ」で調べると、言葉の意味や4つのステップを説明した記事はたくさん出てきます。
でも、実際にやってみたら何人が最後まで見たのかという数字は、ほとんど見かけません。

この記事は、講座・コンサル・コーチング・サロンなど、形のない商品を売っている個人や小さな会社の方に向けて書きました。
前半で、プロダクトローンチの意味・流れ・やり方・メリットとデメリットをまとめます。
後半では、3本動画のローンチで何が起きたのかを私の実データでお見せし、1本のウェビナーとの違い、それでもローンチが向いている場面までお話しします。

この記事の内容(目次)
  1. プロダクトローンチとは?意味と、新商品の「発売」との違い
  2. 生みの親ジェフ・ウォーカーと、日本で広まった「3本動画」の型
  3. プロダクトローンチの流れ4ステップと期間の目安
  4. プロダクトローンチのやり方:集客→教育→販売→フォロー
  5. メリット3つ・デメリット3つと、向く商品・向かない商品
  6. 有名な事例と、個人の講座で同じことをやるときの違い
  7. プロダクトローンチは古い?3本動画で92%が離脱した実データ
  8. うまくいかなくなった3つの理由
  9. オートウェビナー(1本のウェビナー)との違い 比較表
  10. 実例:成約まで10日かかっていたFC本部が19時間に
  11. 3本動画をつなげただけでは、1本のウェビナーにならない
  12. それでもローンチが向く場面と、期限・限定の見せ方の注意
  13. よくある質問
  14. まとめ

プロダクトローンチとは?意味と、新商品の「発売」との違い

はじめさん

そもそも「ローンチ」って、どういう意味なんですか?

ローンチ(launch)は「打ち上げる・売り出す」という意味です。プロダクトローンチは、売る前に教育して期待を高めてから販売する手法を指します。

「ローンチ」は英語の launch で、ロケットを打ち上げる、船を進水させる、新しい商品やサービスを世に出す、という意味の言葉です。
そのため「プロダクトローンチ」には、2つの使われ方があります。

① 新商品の発売(リリース)② マーケティングの手法
意味新しい製品やサービスを市場に出すこと売る前に見込み客を教育し、期待が高まったところで期間を区切って売る方法
よく使う場面メーカー・IT企業の「新製品ローンチ」「サービスリリース」講座・コンサル・情報商材など、形のない商品のネット販売
大事なこと発売日に向けた準備と告知販売の前に「教育」の段階があること

この記事で扱うのは、②のマーケティング手法としてのプロダクトローンチです。
ふつうの販売は、「商品があります、いかがですか」といきなり売ります。
プロダクトローンチは、売る前に、無料で役に立つ情報を何回かに分けて届けるのが特徴です。
見込み客は、その情報を受け取るうちに「この人から買いたい」という気持ちになっていきます。

ちなみに、ソフトやアプリの世界の「リリース」は「公開すること」そのものを指します。
マーケティングで「ローンチ」と言うときは、公開までの盛り上げ方を含めた一連の流れだと考えると分かりやすいです。

ここがポイントプロダクトローンチの本体は「発売」ではなく、発売の前にある「教育」

生みの親ジェフ・ウォーカーと、日本で広まった「3本動画」の型

はじめさん

誰が考えたやり方なんですか?
DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)とは違うんでしょうか?

アメリカのジェフ・ウォーカーが広めた手法です。DRMの「集めて・教育して・売る」を、短い期間にぎゅっと集めて行う形だと考えると分かりやすいです。

プロダクトローンチの生みの親とされるのは、アメリカのマーケター、ジェフ・ウォーカーです。
1996年ごろからメールで情報を届けてから販売するやり方を試し、その方法を「プロダクト・ローンチ・フォーミュラ(PLF)」という講座にまとめました。
2014年には書籍『Launch』(日本語版『ザ・ローンチ』)も出ています。

日本では、このやり方が「無料の動画を3〜4本、数日おきに見せてから販売する」という形で広まりました。
1本目で問題に気づいてもらい、2本目で解決策を見せ、3本目で未来を見せて、最後にセールス。
「3本動画」「動画ローンチ」と呼ばれることも多いですよね。

ふつうの販売DRMプロダクトローンチ
流れいきなり売る集める→教育→売る集める→教育→売る(を短い期間に集中)
教育の期間なし長め(ステップメールなど)数日〜2週間ほどにまとめる
売る期間いつでもいつでも期間を区切る
売上の出方少しずつ少しずつ販売期間に一気に集まる

DRMとの違いは、教育と販売を「期間を決めて、一気に」行うところです。
期限があるので、見込み客が「今決めよう」と動きやすくなります。
一方で、その期間に向けて準備するものが多くなります。
このあと、その中身を見ていきます。

ここがポイントプロダクトローンチは、DRMの「教育」を短い期間に集め、期限を決めて売る形

プロダクトローンチの流れ4ステップと期間の目安

はじめさん

流れは、どんな順番になっているんですか?
全部でどれくらいの期間がかかりますか?

プレプレローンチ(期待づくり)→プレローンチ(動画で教育)→ローンチ(販売)→ポストローンチ(フォロー)の4つです。準備を含めると、全体で1か月以上は見ておきます。

1. プレプレローンチ(販売の1か月〜数か月前)

まだ売り込みはしません。
メールやLINEの登録を集めながら、「近々こんな企画をします」と予告して、期待を高めておく段階です。
アンケートで悩みを聞き、その答えを次の動画づくりに使うことも多いです。

2. プレローンチ(販売の1〜2週間前)

無料の動画やコンテンツを、3〜4回に分けて届けます。
数日おきに1本ずつ公開し、少しずつ「この方法なら自分も変われる」と思ってもらう段階です。
プロダクトローンチのいちばん手間がかかる所でもあります。

3. ローンチ(販売期間:3日〜1週間ほど)

いよいよ販売を始めます。
「この期間だけ募集します」と期限を決め、毎日のようにメールやLINEで案内します。
個別相談や説明会を挟んで、高い講座を売る形もあります。

4. ポストローンチ(販売のあと)

買ってくれた人には、最初のつまずきを防ぐフォローをします。
買わなかった人にも、役に立つ情報を送り続け、次の募集につなげます。
ここを飛ばすと、集めたリストが次に使えなくなります。

ここがポイント4ステップのうち、手間と時間の大半は「プレローンチ=動画で教育する段階」にかかる

プロダクトローンチのやり方:集客→教育→販売→フォロー

はじめさん

実際にやるとしたら、何を用意すればいいですか?

広告や告知、登録ページ、教育の動画3〜4本、メールとLINEのステップ配信、販売ページ(説明会・個別相談)、特典などを用意します。

3本動画のプロダクトローンチで、ふつう用意するものを並べてみます。

段階用意するもの誰が作ることが多いか
集客広告の画像と文章、SNSの告知、登録ページ(LP)、登録特典デザイナー・コピーライター・広告運用者
教育動画3〜4本(撮影・テロップ入りの編集)、動画を見る専用ページ本人・動画編集者
つなぎメールとLINEのステップ配信(何十通)、リマインド本人・構築代行者
販売セールスページ、説明会・セミナーの原稿、個別相談の予約ページ、決済本人・コピーライター
フォロー購入者向けの案内、買わなかった人への配信本人・構築代行者

私がこれまで見てきたローンチでは、デザイン性の高いLP、LINEへの誘導、ステップメールとLINEステップの同時運用、5つの特典資料、専用サイトまで作り込んでいるケースもありました。
正直、1人で全部やるのはかなり大変です。
しかも、作るたびに、別の人に頼む場所が増えていきます。

道具としては、LP・メール・LINEのステップ配信・動画のページを別々のツールで組むこともできます。
UTAGEのように、LP・メールとLINEの配信・動画・決済・個別相談の予約を1つにまとめられるツールなら、つなぎ目で設定がずれる心配は減ります。
ただ、ツールを1つにしても、作る物の多さそのものは変わりません。

「外注すれば、手間は気にしなくていいのでは?」

たしかに、お金をかければ作る手間は減らせますよね。
でも本当に困るのは、作ったあとです。
売れなかったとき、どこを直せばいいのか、直すたびに誰に頼めばいいのかが分からなくなります。
このお話は8章でくわしくします。

ここがポイントローンチは「作る物」が多い。そして作る物が多いほど、売れなかったときに直す場所も多くなる

メリット3つ・デメリット3つと、向く商品・向かない商品

はじめさん

いいところと、気をつけるところを教えてください。

短い期間に売上を集められ、信頼とリストが残るのがメリット。準備が重い、お金がかかる、失敗すると赤字と信用を失うのがデメリットです。

メリットデメリット
1. 販売期間に売上が集まる
期限があるので「今決めよう」が起きやすい
1. 準備の手間と時間が大きい
動画・ページ・配信・特典と、作る物が多い
2. 売る前に信頼を積める
無料の動画で役に立つことで、売り込み感が減る
2. お金がかかる
広告費に加えて、デザイン・編集・構築の外注費
3. 見込み客のリストが残る
買わなかった人も、次の募集の見込み客になる
3. 失敗したときの痛手が大きい
赤字になるうえ、期待を裏切ると信用も落ちる

向いている商品・向いていない商品

プロダクトローンチが向いているのは、説明しないと価値が伝わらない、形のない商品です。
講座、コンサル、コーチング、オンラインのプログラムなどですね。
30万円以上の無形の商品は、教育がないと売れにくいので、教育の段階を持つこと自体はとても大事です。

反対に、すぐに必要な人が探して買うサービス(水道の修理など)や、ほかの店と値段だけで比べられる商品には向きません。
困っている人は、何日も動画を待ってくれないからです。

ここがポイント教育が必要な商品にローンチの考え方は合う。問題は「教育を何日かけて、何本に分けるか」

有名な事例と、個人の講座で同じことをやるときの違い

はじめさん

プロダクトローンチの成功例って、どんなものがありますか?

新型スマホの発表会や映画の予告編のように、発売前から期待を高める大企業の例がよく挙がります。ただ、個人の講座とは条件がまったく違います。

プロダクトローンチの例として、よく挙がるのは次のようなものです。

  • 新型スマートフォンの発表会:発売日の前に機能を少しずつ見せ、行列ができるほど期待を高める
  • 映画の予告編・特報:公開の何か月も前から少しずつ情報を出して、話題を作る
  • ゲーム機・家電の新製品:予約開始日を決めて告知し、発売日に売上を集める

どれも「売る前に期待を高める」という意味では同じです。
ただ、ここには大きな落とし穴があります。
大企業には、もともとのファン、テレビやニュースの力、大きな広告予算があります。
個人の講座やコンサルには、そのどれもありません。

大企業の新製品個人の講座・コンサル
最初からいるファン多い少ない・ゼロ
見込み客の集め方ニュース・テレビ・店頭広告・SNS・手持ちのリスト
1人を集めるお金ブランドの力で安くなりやすい広告費がそのままかかる
動画を何本も見てもらえるか見たい人が自分から探しに来る途中で離れる人が多い

個人のビジネスでは、1人を集めるのに広告費がかかり、その人が途中で離れたら、そのお金はそのまま消えます。
だから、有名な事例をそのまま真似するより、「集めた人の何人が最後まで見て、何人が申し込んだか」を見るほうが大事です。
次の章で、その数字をお見せします。

ここがポイント大企業のローンチは「ファンと予算」が前提。個人は、集めた1人が最後まで見てくれるかで決まる

プロダクトローンチは古い?3本動画で92%が離脱した実データ

はじめさん

「プロダクトローンチは古い」「もう通用しない」という声も見かけます。
本当のところ、どうなんでしょうか?

私が試した3日に分けた3本動画では、視聴数が93→52→23と減り、3本目までに約92%が離脱しました。一気に見せる形でも約83%が離脱しています。

ここからは、私自身のデータです。
3本の動画を3日に分けて配信する企画を、実際にやってみました。
LP、LINEとメールのステップ配信、撮影とテロップ入りの編集まで、手間をかけた企画です。

3日に分けて3本の動画を見せた結果。1本目93人、2本目52人、3本目23人と減り、92%が離脱した
3日に分けた動画は、3本目までに92%が離脱した

1本目を見た人が93人いても、3本目まで来たのは23人。
全部を見た人は、たった8人でした。
リスト1件を集めるのに3,500円かけていたので、集めた人の約9割が、売る前にいなくなった計算です。

「日をまたぐからダメなのでは?」と思って、3本を一気に見られる専用サイトも作りました。
それでも、約83%が離脱しています。

デザイン性の高いLP、LINEとメールのステップ、5つの特典資料、専用サイトまで作り込んだ王道のローンチの例でも、数字は似ていました。
視聴数は108→87→67、最後まで見た人は42→24→18。
最終的に約83%が離脱しています。

おもしろいのは、ここです
3日に分けた企画で、3本目の動画の視聴率そのものは、むしろ上がっていました。
つまり、動画の中身が悪かったわけではありません。
日付をまたいで「続きは明日」とじらす売り方そのものが、今の人に合わなくなっていたのです。

ここがポイント動画が悪いのではない。日をまたいで「じらす形」が、今の人に合わない

うまくいかなくなった3つの理由

はじめさん

昔はプロダクトローンチで大きく売れた人がたくさんいたんですよね。
何が変わったんでしょう?

①一気見が当たり前になった、②リスト1件の値段が上がった、③変数が多すぎて自分で直せない。この3つが重なりました。

理由1:一気見が当たり前になり、「次の動画」を待ってくれない

動画の配信サービスが広がり、コロナのあとは特に、ドラマも全話を一気に見るのがふつうになりました。
興味を持った瞬間に、全部を見たいんです。
しかも、3本動画の型そのものが、もう見慣れられています。
お客さんの目も肥えて、感情を揺さぶるだけでは動かなくなりました。

私のワンウェビナーファネル®の検証では、個別相談を予約した人の79.3%が、登録したその日に予約していました。
62%は登録から2時間以内です。
登録した直後がいちばん熱い。
それなのに日を分けると、その熱が冷めてしまうんです。

ワンウェビナーファネルの検証データ。79.3%がオプトイン当日に個別相談予約、62%がオプトイン後2時間以内、個別相談化の平均リードタイム25時間
今の見込み客は、登録したその日に決めている

理由2:リスト1件の値段が上がった

以前今(高額商品)
リスト1件の広告費100〜500円1,500〜3,000円が目安
成り立っていた作戦大量に集めれば一定数が買う「数撃ちゃ当たる」集めた人を短い道のりで個別相談へつなぐ

リストが安かった時代は、途中で何割離れても、たくさん集めればなんとかなりました。
今は1件が数千円です。
途中で離れる人が多い形ほど、広告費がそのまま消えていきます。

理由3:変数が多すぎて、自分で直せない

従来のビジネスモデル:見る場所が多く、どこが悪いのか分かりにくい
見る場所が多いと、どこが悪いのか分からない

売上が落ちてきたとき、プロダクトローンチでは疑う場所が多すぎます。
広告の画像、LPのキャッチコピー、登録特典、3〜4本の動画、ステップメールの何通目か、案内のタイミング、セミナーLP、説明会の原稿……。

しかも、画像はデザイナー、文章はコピーライター、配信は構築代行者と、直すたびに誰かに頼む必要があります。
その結果、検証が感覚頼みになったり、面倒で放っておかれたりします。
売上の見通しも立ちにくくなります。

ここがポイント待てない見込み客、高くなったリスト、直せない仕組み。3つが重なって、ローンチは割に合わなくなった

オートウェビナー(1本のウェビナー)との違い 比較表

はじめさん

じゃあ、代わりに何をすればいいんですか?

何日もかける教育を、1本のウェビナー(約60分)にまとめます。作る物が減り、直す場所が分かり、登録から予約までが平均25時間ほどに縮みます。

私が今、受講生さんにお伝えしているのは、1本のウェビナーで教育を済ませ、そのまま個別相談につなぐ形です。
広告→シンプルなLP→1本のウェビナー→個別相談。
見る場所は、この4か所だけです。

ワンウェビナーファネル:広告・シンプルLP・1本のウェビナー・個別相談の4か所だけ
1本のウェビナーなら、見る場所は4か所だけ
3本動画のプロダクトローンチ1本のウェビナー(ワンウェビナーファネル®)
教育にかける日数数日〜2週間約60分の動画1本
作る物大量(動画3〜4本・専用サイト・特典・長いステップ)超シンプル(LP・ウェビナー・短い配信)
デザインがっつり作り込む文字中心のLPでよい
作る時間膨大短い
直しやすさハード(どこが悪いか分からない)超イージー(5つの数字で分かる)
登録から個別相談まで販売期間まで待つ平均25時間以内・最短約1時間
広告の費用対効果(ROAS)の目安300〜400%(3〜4倍)で大成功と言われる受講生の平均で600〜800%ほど

広告費20万円で考えると、3〜4倍なら売上は60〜80万円。
6〜7倍なら120〜140万円です。
同じ広告費でも、手元に残るお金がまったく違ってきます。
もちろん全員が同じ数字になるわけではありませんが、作る物が少なく直しやすいぶん、成果を伸ばしやすいんです。

夜21時47分に登録した人が、61分後の22時48分に個別相談を予約した、ということも珍しくありません。
60分のウェビナーの中で、「まだその気じゃなかった人」が「今すぐ相談したい人」に変わるように作っているからです。

PDCAのしやすさ×顧客教育力の4象限。ワンウェビナーファネルはいいとこ取りのハイブリッド型
比べる軸は「直しやすさ」と「教育する力」の2つ

集め方を比べるときは、「直しやすさ(PDCAの回しやすさ)」と「教育する力」の2つの軸で見ると判断しやすいです。
プロダクトローンチは、見てもらえれば教育する力は高い。
でも、直しやすさが低い。
1本のウェビナーは、広告のように数字で素早く直せて、セミナーのように深く教育できる。
両方を持てるのが強みです。

1本のウェビナーを自動で流す形(オートウェビナー)の作り方や、ライブとの違いは、オートウェビナー(自動ウェビナー)とは?でくわしくお話ししています。

ここがポイント教育を1本にまとめると、作る物・直す場所・待つ時間の3つが同時に減る

実例:成約まで10日かかっていたFC本部が19時間に

はじめさん

実際に、プロダクトローンチから乗り換えた人はいるんですか?

います。年商1億円を超えていたFC本部が、10日かけるローンチから1本のウェビナーに変え、テスト配信の19時間後に2名成約、単月2,200万円になりました。

エアコンクリーニングのフランチャイズ本部を運営するMさんの例です。
Mさんは、私のところに来た時点で、年商はすでに1億円を超えていました。
それでも、広告から集めた人が成約するまでに10日かかるのが悩みでした。
使っていたのが、10日間かけて教育するプロダクトローンチ型の流れだったんです。

以前1本のウェビナーに変えたあと
売り方10日かけて教育するプロダクトローンチ型1本のウェビナー
成約までの時間10日テスト配信で19時間後に2名成約
個別相談が入るまで10日以上ウェビナー視聴から約60分後
売上—テストで460万円 → メール配信で10名成約、単月2,200万円(過去最高月商)
エアコンクリーニングのフランチャイズ本部を運営するMさん

1本のウェビナーで事業の中身や考え方を先に伝えたので、個別相談の場が「説明」ではなく「決断」の時間になりました。
成約までが短いと、見込み客の熱が冷める前に話ができます。
Mさんの流れは、FC本部のMさんの事例でくわしく書いています。

ほかにも、プロダクトローンチで思うように成果が出ていなかった、あるセールスコーチのクライアントさんが、1本のウェビナーで教育してから個別面談で提案する形に変えました。
その結果、1,000万円の商品を4名から受注し、過去最高の売上になっています。

「すでに売れている会社だから、うまくいっただけでは?」

そう思いますよね。
たしかにMさんには、年商1億円の事業と手元の読者がありました。
ただ、同じ読者がいても、以前の10日かける流れでは決まるまでに時間がかかっていたんです。
変わったのは読者の数ではなく、届けた中身と順番でした。
リストがゼロから始めた受講生さんの例は、リスト0のセラピストOさんの事例にあります。

ここがポイントローンチから1本のウェビナーへ。変わったのは「日数」で、商品はそのままだった

3本動画をつなげただけでは、1本のウェビナーにならない

はじめさん

じゃあ、今ある3本の動画をつなげて1本にすればいいんですね!

それだけでは足りません。1本を見ただけで個別相談に来て成約まで進むように、シナリオを作り直す必要があります。

ここは、よく聞かれるところです。
3本動画は、日をまたいでじっくり教育する前提で組まれています。
毎回のあいさつ、前回のおさらい、「続きは明日」の予告。
そのままつなぐと、重複や間延びが残って、途中で離れられやすくなります。

1本のウェビナーでは、60分ほどの中で、次の流れを作ります。

  1. なぜ私が話すのか(語る資格)を伝える
    最初の数分で「この人の話なら聞きたい」と思ってもらう。
  2. うまくいかない本当の原因に気づいてもらう
    見ている人が「だから今までダメだったのか」と納得する所。
  3. 解決策と、受講生さんの結果を見せる
    「自分にもできそう」と思ってもらう。
  4. 「なぜ今なのか」を伝える
    先延ばしにする理由をなくす。
  5. 次の一歩(個別相談)を案内する
    見終わったその場で予約できるようにしておく。

作り直す順番としては、まず台本(ストーリーライン)を1本の流れで書き直し、そのあとスライド、撮影の順です。
うまくいっている広告やLPは、すぐには変えません。
一度に変えるのは1か所にします。

ウェビナーを1本作る全体の手順は、ウェビナーファネルの作り方【全手順】に、台本の組み立て方はウェビナー台本の作り方にまとめています。
最後まで見てもらうコツは、ウェビナーの視聴率を上げる方法をどうぞ。

ここがポイント3本をつなぐのではなく、「1本で決めるところまで」の流れに作り直す

それでもローンチが向く場面と、期限・限定の見せ方の注意

はじめさん

プロダクトローンチは、もう使わないほうがいいんですか?

全部やめる必要はありません。手持ちのリストへの募集や、期間を決めたチャレンジ企画では、ローンチの考え方が今も役に立ちます。

私が否定しているのは、広告で集めた新しい人に、日をまたいで動画を何本も見せる形です。
ローンチの考え方そのものは、今も使っています。

向く場面1:手持ちのリストに募集するとき

すでにメールやLINEの読者がいて、講座やイベントを募集するときは、ローンチの順番が役に立ちます。
私のローンチ計画表では、次の順で配信します。

募集の3〜1週間前は4〜5日おきに配信して信頼をためておき、本格的な告知は募集の約2週間前から始めます。

向く場面2:チャレンジ企画

3日間のライブなどで一緒に取り組む「チャレンジ企画」も、ローンチの一つの形です。
私の雛形では、ティーザーの配信7日→手持ちのリストへの案内と盛り上げ8日→3日間のライブ(1日おき)→個別相談の申込み3日→個別相談の実施約8日、と約1か月で組みます。
1本のウェビナーを見ても個別相談に進まなかった人を、チャレンジ企画でもう一度動かす使い方もあります。

期限・限定の見せ方で気をつけること

ローンチは期限を決めて売るので、見せ方を間違えると「怪しい」と思われます。
次のような見せ方は避けましょう。

  • 「通常はいくら、今だけいくら」のような値段の見せ方:二重価格の表示につながるので使わない。期限で区切るなら「募集期間」や「特典の締め切り」で区切る
  • 根拠のない煽り:「今やらないと手遅れ」のように不安だけをあおらない
  • 売上の見せびらかし:自分の売上額ばかり見せて、見る人の役に立つ中身がない
  • 実際と違う「残りわずか」:本当に締め切る。締め切ったあとに同じ条件で売り直さない

限定や期限は、本当にある事情を、正直に伝えるときだけ使いましょう。
そのほうが、次の募集のときにも信頼が残ります。

ここがポイント新しい人には1本のウェビナー、手持ちのリストにはローンチの順番。使い分ければいい

よくある質問

Q. プロダクトローンチとは何ですか?

A. 商品を売り出す前に、無料の動画やメールで見込み客を教育し、期待が高まったところで期間を区切って販売するマーケティングの手法です。
流れはプレプレローンチ→プレローンチ→ローンチ→ポストローンチの4ステップです。

Q. PLF(プロダクト・ローンチ・フォーミュラ)とは?

A. アメリカのマーケター、ジェフ・ウォーカーがまとめたプロダクトローンチの方法の名前です。
書籍『Launch』(日本語版『ザ・ローンチ』)でも紹介されています。

Q. プロダクトローンチの期間は何日くらいですか?

A. 教育の段階(プレローンチ)が1〜2週間、販売期間が3日〜1週間ほどが目安です。
準備の段階を含めると、全体で1か月以上は見ておきます。

Q. 動画は何本用意すればいいですか?

A. よくある型は3〜4本です。
ただ、徳武が試した3日に分けた3本動画では、3本目までに約92%が離脱しました。
今から作るなら、約60分のウェビナー1本にまとめる形をおすすめしています。

Q. プロダクトローンチは古い・通用しないのですか?

A. 考え方は今も使えますが、日をまたいで動画を何本も見せる形は効きにくくなっています。
一気見が当たり前になったこと、リスト1件の広告費が100〜500円から1,500〜3,000円ほどに上がったこと、直す場所が多すぎることが理由です。

Q. プロダクトローンチは怪しい手法なのですか?

A. 手法そのものは怪しいものではありません。
ただ、根拠のない煽りや、二重価格につながる値段の見せ方、売上の見せびらかしをすると怪しく見えます。
期限や限定は、本当にある事情を正直に伝えるときだけ使います。

Q. リストがなくてもプロダクトローンチはできますか?

A. 広告でリストを集めればできますが、途中で離れる人が多いほど広告費がそのまま消えます。
リストがないなら、広告で集めた人に1本のウェビナーを見てもらい、そのまま個別相談につなぐ形のほうが無駄が少ないです。

Q. オートウェビナーとプロダクトローンチの違いは?

A. プロダクトローンチは数日〜2週間かけて動画で教育し、期間を区切って売ります。
オートウェビナー(1本のウェビナー)は約60分の動画1本で教育し、登録から平均25時間以内に個別相談の予約につなげます。

Q. UTAGEでプロダクトローンチはできますか?

A. できます。
UTAGEはLP、メールとLINEのステップ配信、動画のページ、決済、個別相談の予約を1つで組めるので、3本動画のローンチも、1本のウェビナーの形も作れます。

まとめ

  • プロダクトローンチとは、売る前に無料の動画やメールで教育し、期間を区切って販売する手法
  • 流れはプレプレローンチ→プレローンチ→ローンチ→ポストローンチの4ステップ。手間の大半は教育の段階にかかる
  • 生みの親はジェフ・ウォーカー(PLF)。日本では「3本動画」の型で広まった
  • 徳武が試した3日に分けた3本動画は、視聴数93→52→23、3本目までに約92%が離脱。一気見でも約83%
  • うまくいかなくなった理由は、一気見の時代・リスト単価の上昇・変数が多すぎて直せないこと
  • 1本のウェビナーにすると、作る物も直す場所も減り、登録から個別相談までは平均25時間以内に
  • FC本部のMさんは、10日かかっていた成約が19時間に、単月2,200万円
  • 3本をつなぐだけではダメ。1本で決めるところまでの流れに作り直す
  • 手持ちのリストへの募集やチャレンジ企画では、ローンチの順番が今も役に立つ
はじめさん

3本動画を作る前に知れてよかったです!
まずは1本のウェビナーで組んでみます。
次は何を読めばいいですか?

とくたけ

いいですね。
1本のウェビナーを自動で流す形、乗り換えた実例、そして全体の手順を、順番にどうぞ。

無料で視聴できます

動画を何本も作らずに、1本のウェビナーから個別相談が入る流れを見る

この記事では、3本動画のプロダクトローンチで92%が離脱した理由と、1本のウェビナーにまとめる考え方をお話ししました。
登録した人がウェビナーを見て、その日のうちに個別相談を予約するまでの流れを、実際の形でご覧ください。

売れるウェビナーを学ぶ
徳武輝彦

徳武輝彦

株式会社バレエライフデザイン 代表取締役/One Webinar Funnel® 開発者
UTAGEアワード2回受賞/著書『UTAGE実践マニュアル ファネル編』

通販業界15年以上でLP・メルマガを制作。
累計150社以上のマーケティングの仕組み化を支援しています。

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※会話に登場する「はじめさん」は、説明のための架空の人物です。

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