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UTAGEのDKIM・DMARC設定方法|Gmailに届くようにする手順とPASSの確かめ方

UTAGEのDKIM・DMARC設定方法|Gmailに届くまでの4ステップ
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最終更新:2026年10月29日 | 著者:徳武輝彦(株式会社バレエライフデザイン 代表取締役/UTAGEアワード2回受賞)

結論:UTAGEのDKIM・DMARC設定は、「メール・LINE配信」>「DKIM・DMARC認証設定」>「追加」で送信元のドメインを入れて保存 → 出てきたCNAME(DKIM)とTXT(DMARC)を、ドメインのDNSに入れるの2か所で終わります。
最後に、テストのメールを自分のGmailに送り、「メッセージのソースを表示」でDKIMとDMARCが「PASS」になっていれば完成です。

はじめさん

UTAGEでメルマガを始めたいんですが、「DKIM」と「DMARC」の設定が必要と言われて……。
名前からして難しそうで、手が止まっています。

とくたけ

名前はいかついですが、やることは「値をコピーして貼る」だけです。
私のUTAGEの実際の画面で、上から順に説明しますね。
手順は4つ、UTAGEの画面は5枚です。

この記事の内容(目次)
  1. DKIM・DMARCは「本物の送り主です」という証明。UTAGEでは必ずやる
  2. 始める前にそろえる3つのこと
  3. UTAGEのDKIM・DMARC設定の手順(4つ)
  4. できたか確かめる:Gmailで「PASS」を見る
  5. つまずきやすい所と直し方
  6. 設定が終わったら、次にやること
  7. よくある質問
  8. まとめ

DKIM・DMARCは「本物の送り主です」という証明。UTAGEでは必ずやる

はじめさん

読者もまだ少ないですし、あとからでもいいですか?

最初にやってください。
DKIMはUTAGEからメールを送る人全員に必要です。
していないと、Gmailに届かない原因になります。

Gmailは、迷惑メールやなりすましを防ぐために、送り主が本物かどうかをたしかめています。
その「身分証」にあたるのが、SPF・DKIM・DMARCの3つです。
Gmailの送信者のガイドラインでは、1日5,000件以上送る人は3つとも必須、それより少なくてもSPFとDKIMは必要とされています。

5,000件と聞くと、まだ先の話に思えますよね。
でもこの件数は、読者の数だけで数えるわけではありません。
いくつものシナリオや、同じシナリオの何回もの配信を合わせた数で見られます。
ステップメールと一斉配信を回し始めると、思ったより早く届く数字なんです。

認証ひとことでUTAGEでやること
SPF決められたサーバーから送っているかUTAGE側で設定済み。自分ではやらなくてよい
DKIM途中で書きかえられていない、本物のメールか全員が必須。DNSにCNAMEを1行足す
DMARC認証に失敗したメールをどう扱うかの宣言1日5,000件以上なら必須。少なくても入れておく。DNSにTXTを1行

LPやウェビナーを作るより先に、まず「届く土台」を作る。
これが私の考えです。
どれだけ良い文章を書いても、迷惑メールに入れば読まれません。
届かないメールは、書いていないのと同じなんです。

ここがポイント文章を書く前に、まず「届く土台」を作る

始める前にそろえる3つのこと

はじめさん

送り主のアドレスは、いつものGmailでもいいですか?

Gmailやヤフーメールなどのフリーメールは使えません。
自分の独自ドメインのアドレスを用意し、そのドメインで設定します。

画面を開く前に、次の3つがそろっているかを見ておきましょう。
ここが欠けていると、途中で止まってしまいます。

そろえるもの例注意
独自ドメインexample.com自分が持っているドメインだけ。フリーメールのドメインは使えない
DNSを触れる場所エックスサーバーのサーバーパネルネームサーバーに指定しているほうで設定する
送り主のメールアドレスinfo@example.comほかの配信システムから乗りかえるなら、新しいアドレスを作る

ドメインは、エックスサーバーで取っておくと設定がいちばん楽です。
ムームードメインやお名前.comのドメインでも使えますが、DNSの入れ方がサービスごとにちがいます。
ドメインの取り方とUTAGEへのつなぎ方は、UTAGEの独自ドメイン設定の記事にまとめています。

見落としやすいのが、送り主のアドレスです。
ほかの配信システムで使っていたアドレスを、そのままUTAGEで使うのはおすすめしません。
UTAGEから送ると、送り出すサーバー(IPアドレス)が変わるので、同じアドレスのままだとGmailに怪しまれやすいからです。
たとえば前が「tokutake@」なら、UTAGEでは「teruhiko@」のように新しいアドレスを作って使います。

UTAGEのDKIM・DMARC設定の流れ:UTAGEで追加→DKIMをDNSに足す→DMARCを入れる→PASSを確かめる
この記事の4つの手順。UTAGEで値をもらい、DNSに貼り、Gmailでたしかめます

ここがポイント独自ドメインのアドレスで送る。乗りかえなら新しいアドレスにする

UTAGEのDKIM・DMARC設定の手順(4つ)

はじめさん

UTAGEの管理画面を開きました。
どこから始めればいいですか?

上のメニューの「メール・LINE配信」を開き、左の「DKIM・DMARC認証設定」を押します。
そこでドメインを足すと、DNSに入れる値が出てきます。

① UTAGEで、送り主のドメインを追加する

上のメニューの「メール・LINE配信」を押します(下の画像の1)。
左のメニューの「DKIM・DMARC認証設定」(2)を開き、「追加」(3)を押します。
すでに登録したドメインは、この一覧に並びます。

UTAGEのメール・LINE配信から左メニューのDKIM・DMARC認証設定を開き、追加ボタンを押す画面
1「メール・LINE配信」 2「DKIM・DMARC認証設定」 3「追加」(ほかのドメインはぼかしています)

追加の画面では、「送信元メールアドレスのドメイン」(1)にドメインだけを入れて、「保存」(2)を押します。
入れるのは「@」より後ろの部分だけです。
「info@example.com」のようなメールアドレスの形では登録できません。

UTAGEのDKIM・DMARC認証設定の追加画面。送信元メールアドレスのドメインを入れて保存する
1 送信元メールアドレスのドメイン(例:example.com) 2「保存」

入れるときは、前後に空白が入っていないかを見てください。
コピーして貼ると、うっかり空白がまじりやすいんです。
また、ここはサブドメイン(sub.example.com など)ではなく、example.com のようなもとのドメインで入れるのがすすめられています。
ページのURL用に「独自ドメイン管理」でサブドメインを登録していても、こちらにサブドメインを足す必要はありません。

② 出てきたDKIMの値を、DNSにCNAMEで足す

保存すると、一覧にドメインが増えます。
そのドメインを開くと、DNSに入れる値が出てきます。
上の段の「DKIM認証設定」にあるレコード名・レコードタイプ(CNAME)・値(1)が、DKIMで入れるものです。

UTAGEが出したDKIM(CNAME)とDMARC(TXT)のDNS設定の値
1 DKIM:レコード名・CNAME・値 2 DMARC:_dmarc・TXT・v=DMARC1; p=none;(私の会社のドメインの画面です)

この値を、ドメインのDNSに1行足します。
エックスサーバーなら、サーバーパネルの「DNSレコード設定」でドメインを選び、「DNSレコード追加」を押します。
入れるのは次の3つです。

エックスサーバーの欄入れるもの例(上の画面の場合)
ホスト名レコード名から、うしろのドメイン部分を取ったものcb42eraw._domainkey
種別CNAMECNAME
内容UTAGEの「値」をそのままcb42eraw.utage-dkim.com

いちばん多い失敗が、ホスト名の欄にドメインまで全部入れてしまうことです。
エックスサーバーのホスト名の欄は、うしろに「.example.com」が最初から付いています。
そこへ「〜._domainkey.example.com」と入れると、ドメインが2回つながった別の名前になってしまいます。
入れるのは「._domainkey」までと覚えておいてください。

上の表の例の値は、私のドメインのものです。
英数字の部分はドメインごとにちがうので、必ず自分のUTAGEの画面に出た値をコピーしてくださいね。
確認の画面で中身を見て「設定を追加する」を押せば、DKIMは終わりです。

③ DMARCを入れる(TXTで「v=DMARC1; p=none;」)

同じ画面の下の段、「DMARC認証設定」(2)にすすめの値が出ています。
レコード名は「_dmarc」、タイプはTXT、値は「v=DMARC1; p=none;」です。
「p=none」は、認証に失敗したメールがあっても、受け取る側に止めさせないという意味です。
はじめは、この「様子を見る」設定で十分です。

エックスサーバーを使っているなら、DNSに手で打たなくても大丈夫です。
サーバーパネルの「DMARC設定」でドメインを選び、ポリシーを「何もしない」にして設定します。
私はこのとき、レポートの送信もオフにしています。

ひとつだけ注意があります。
DMARCの行は、1つのドメインに1つしか置けません。
すでにDMARCを入れてあるドメインなら、新しく足さずにそのままで大丈夫です。

④ テスト用のシナリオで、自分のGmailに送ってみる

DNSに入れたら、本当に通るかを自分でたしかめます。
UTAGEには、設定が済んだかを知らせる「認証済み」のような表示は出ません。
だから実際にメールを送って、Gmailで見るのがいちばん確実です。

配信アカウントにテスト用のシナリオを1つ作り、左の「ステップ配信」(1)から「メール追加」(2)で、登録した直後に届くメールを1通入れます。
そのあと、「登録・解除フォーム」(3)の登録フォームから、自分のGmailのアドレスで登録します。

UTAGEのシナリオのステップ配信画面。メール追加と登録・解除フォームの場所
1「ステップ配信」 2「メール追加」 3「登録・解除フォーム」(ここから自分のGmailで登録する)

メールを作る画面では、「送信者メールアドレス」(1)に、①で登録したドメインのアドレスを入れます。
ここが別のドメインのアドレスだと、せっかくの設定が使われません。

UTAGEのステップ配信のメール追加画面で、送信者メールアドレスにDKIMを設定したドメインのアドレスを入れる欄
1 送信者メールアドレス(①で登録したドメインのアドレスにする。画面のアドレスは例です)

テストでも、件名と本文は日本語で、本番に近い中身にしてください。
「テスト」とだけ書いたメールや、送信者名・件名が英語や記号だらけのメールは、それだけで迷惑メールあつかいされやすいからです。
本文の最後には、発行者の名前と、配信を解除するリンクも入れておきます(UTAGEの置き換え文字なら %cancelall% です)。

ここがポイントホスト名は「._domainkey」まで。ドメインを2回つなげない

できたか確かめる:Gmailで「PASS」を見る

はじめさん

テストのメールが届きました!
どこを見れば「設定できた」と分かりますか?

パソコンのGmailで、メールの「︙」から「メッセージのソースを表示」を開きます。
DKIMとDMARCが「PASS」なら完成です。

たしかめ方は、次の順です。
スマホのGmailアプリでは見られないので、パソコンで開いてくださいね。

  1. パソコンのブラウザでGmailを開き、届いたテストのメールを開く
  2. メールの右上の「︙」(その他)を押す
  3. 「メッセージのソースを表示」(「原文を表示」)を押す
  4. 上の表で、SPF・DKIM・DMARCの3つが「PASS」になっているかを見る
  5. テストのメールが受信トレイに届いているか(迷惑メールに入っていないか)も見る

3つがPASSで、受信トレイに届いていれば、設定は正しくできています。
反対に、この時点で迷惑メールに入っているなら、どこかの設定がおかしいと考えて見直します。
私はこのテストを、設定がおかしいかどうかの分かれ目として使っています。

DNSは、入れてすぐに反映されるとはかぎりません。
数時間から、長いと48時間ほどかかることがあります。
設定した直後にPASSにならなくても、慌てて消したり入れ直したりせず、時間をおいてからもう一度送ってみてください。

ここがポイントUTAGEの画面ではなく、届いたメールの「PASS」で完成を判断する

つまずきやすい所と直し方

はじめさん

1日待ったのに、DKIMがPASSになりません……。

まずエックスサーバーのホスト名の欄を見てください。
ドメインまで入れて2回つながっているのが、いちばん多い原因です。

こうなったよくある原因直し方
DKIMがPASSにならないホスト名にドメインまで入れた/種別がCNAMEでないホスト名は「〜._domainkey」まで、種別はCNAMEにして入れ直す
設定したのにすぐPASSにならないDNSの反映待ち数時間〜48時間おいて、もう一度テストを送る
DNSに入れたのに何も変わらないネームサーバーに指定していないほうで設定したドメインのネームサーバーがどこかを見て、そちらのDNSに入れる
PASSの表示を見られないスマホのGmailアプリで見ているパソコンのGmailで「メッセージのソースを表示」を開く
転送したメールで見たらPASSでない独自ドメインやプロバイダのアドレスからGmailへ転送している転送をはさまず、Gmailのアドレスに直接送って見る
あるGmailだけPASSが表示されない表示のちがい別のGmailでも送ってみる。ソースの文字に「spf=pass」「dmarc=pass」があれば設定は大丈夫
DMARCを足そうとしたら、すでにある前に設定ずみDMARCは1ドメイン1行。新しく足さず、そのまま使う
Gmailのアドレスで登録できないフリーメールのドメインを入れた自分の独自ドメインで登録する

設定がPASSでも、送り方しだいで迷惑メールに入ることはあります。
UTAGEからも、送り方について次のような注意が出ています。
ほかのシステムから一度に大量に取りこまない、配信数を急に増やさない(2倍をこえると危ない)、何か月も休まず決まった量を送り続ける、開かない人には送らない、の4つです。

開かない人への配信は、UTAGEで自動で止められます。
配信アカウントの「予約中のアクション」で、たとえば180日クリックも開封もしていない人を条件にして、「シナリオを停止」にしておきます。
読まれていない相手に送り続けると、Gmailからの評価がじわじわ下がってしまうからです。
届かないときの原因の切り分けは、UTAGEのメールが届かないときに見る順番の記事でくわしく書いています。

ここがポイントPASSは入口。届き続けるかは、毎日の送り方で決まる

設定が終わったら、次にやること

はじめさん

3つともPASSでした!
次は何をすればいいですか?

とくたけ

おめでとうございます。
これでメールの「届く土台」ができました。
次は、登録してくれた人に送るステップメールを作りましょう。
契約したての方は、初期設定のほかの項目も一緒に見ておくと安心ですよ。

よくある質問

Q. UTAGEのDKIM・DMARC設定はどこにありますか?

A. 上のメニューの「メール・LINE配信」を開き、左のメニューの「DKIM・DMARC認証設定」にあります。
「追加」から送信元のドメインを登録すると、DNSに入れる値が出てきます。

Q. DKIMとDMARCは、両方やらないといけませんか?

A. DKIMはUTAGEからメールを送る人全員に必要です。
DMARCは1日5,000件以上送るなら必須で、それより少なくても入れておくのがすすめられています。
SPFはUTAGE側で設定ずみなので、自分ではやらなくて大丈夫です。

Q. 追加の画面に、メールアドレスを入れてもいいですか?

A. 入れられません。
「info@example.com」なら、@より後ろの「example.com」だけを入れます。
GmailやYahoo!メールなどのフリーメールのドメインも使えません。

Q. エックスサーバーのホスト名には何を入れますか?

A. UTAGEに出たレコード名から、うしろのドメイン部分を取ったものです(例:xxxxx._domainkey)。
欄のうしろにドメインが最初から付いているので、ドメインまで入れると2回つながってしまいます。
種別はCNAME、内容はUTAGEの「値」をそのまま貼ります。

Q. 設定できたかは、UTAGEの画面で分かりますか?

A. UTAGEの画面には「認証済み」のような表示は出ません。
テスト用のシナリオから自分のGmailに送り、パソコンのGmailの「メッセージのソースを表示」で、DKIMとDMARCが「PASS」かを見て判断します。

Q. 設定したのにPASSになりません。

A. DNSの反映には数時間〜48時間かかることがあるので、時間をおいてもう一度送ってみてください。
それでも通らないときは、ホスト名にドメインを入れすぎていないか、種別がCNAMEか、ネームサーバーに指定しているほうのDNSに入れたかを見直します。

Q. ページ用にサブドメインを登録しています。DKIMもサブドメインで登録しますか?

A. いいえ。
ページのURL用の「独自ドメイン管理」と、メール用の「DKIM・DMARC認証設定」は別のものです。
DKIM・DMARCは、example.com のようなもとのドメインで登録します。

まとめ

  • DKIMはUTAGEからメールを送る全員に必要。SPFはUTAGE側で設定ずみ
  • 送り主は独自ドメインのアドレス。乗りかえなら新しいアドレスを作る
  • 「メール・LINE配信」>「DKIM・DMARC認証設定」>「追加」で、@より後ろのドメインだけを入れて保存
  • 出てきたDKIMの値をDNSにCNAMEで。ホスト名は「._domainkey」まで
  • DMARCはTXTで「v=DMARC1; p=none;」。エックスサーバーなら「何もしない」を選ぶ
  • テスト用のシナリオから自分のGmailに送り、DKIMとDMARCの「PASS」で完成をたしかめる
  • PASSのあとは、急に増やさない・休まない・開かない人に送らない、で届き続ける

無料で視聴できます

メールが届くようになったら、届けたい中身をつくる

届く土台ができたら、次は登録した人が「話を聞きたい」と思う流れです。
1本のウェビナーから、どうやって個別相談の予約につなげるのか。
お客様の目線で、まず全体を見てみてください。

売れるウェビナーを学ぶ
徳武輝彦

徳武輝彦

株式会社バレエライフデザイン 代表取締役/One Webinar Funnel® 開発者
UTAGEアワード2回受賞/著書『UTAGE実践マニュアル ファネル編』

通販業界15年以上でLP・メルマガを制作。
累計150社以上のマーケティングの仕組み化を支援しています。

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